ふくしょうじ(すまでら)
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福祥寺(須磨寺)のお参りの記録(1回目)
投稿日:2023年06月09日(金)
参拝:2023年5月吉日
兵庫県寺院巡りの2寺目は、神戸市須磨区に在る上野山 福祥寺です。通称は須磨寺、須磨寺の方が名が通っています。真言宗18本山 第2番、新西国三十三ヶ所 第24番札所。
真言宗須磨寺派の大本山で、本尊は秘仏・聖観音。
この聖観音坐像は市指定文化財で、弘法大師御誕生1250年記念大法会として、今年の4月23日に特別開帳がありました。また、十一面観音立像は重文、不動明王立像は県指定文化財です。
平安時代の830年頃に漁師が沖で聖観音像を引き上げ、その聖観音像を安置するために淳和天皇の勅命により北峰寺が建立された。その後の886年に光孝天皇の勅命により聞鏡上人が福祥寺を建立し、北峰寺より聖観音像を遷して福祥寺の本尊としたのが始まりとの事です。後に源頼政や豊臣秀頼が1602年に本堂を再建したが江戸時代末期には衰退。明治時代になり諸堂を再建しました。
1寺目の在る西宮市から阪神高速で向かう積りでしたが、工事か事故かわかりませんが渋滞中との事で(大都市圏ですので慢性的な渋滞かも?)、下道で向かったところ1時間以上掛かりました。
カーナビは境内東側の池の周回道路を案内するので参道の方へ行ってみたら乗入禁止になっているし、うろうろ走っていたらコインパーキングがありましたので停めました。(境内を散策中に知りましたが、境内西側の墓地の所に寺院の無料駐車場がありました。)
参道を進むと先ず塔頭の正覚院があり、龍華橋を渡ると仁王門。仁王門をくぐると左側に塔頭の櫻寿院と源平の庭、右側には震災後に移転してきた貞照寺と塔頭の蓮生院です。(時間の関係で塔頭寺院はまたの機会に。) その先に石段があり、唐門をくぐると本堂の前に出ます。
右側には順に手水、写経輪堂、鐘楼(弁慶の鐘)。お堂は護摩堂、本堂、大師堂、八角堂が並んでいます。護摩堂は明治時代後期の建立で、護摩炊きの後片付けでしょうか、お掃除をされている最中に上がらせて頂きました。摩利支天・制多迦童子・不動明王・矜羯羅童子・神変大菩薩が祀られていましたが、この不動明王は新しいので指定文化財ではないようです。本堂は1602年の創建のため400年経っている訳ですが古さなどは感じられません。本堂内には入れず戸口から堂内を観ると、真ん中の奥に閉扉された厨子が3つ、手前の左右に開扉された厨子が3つずつありました。(計9つの厨子) 手前の6つの厨子の仏像は新しいです。本尊以外の文化財指定の十一面観音と不動明王は一般公開されていない様です。
本堂の左側には弘法大師が祀られている大師堂、その左側には八角堂。大師堂と八角堂の間に源義経腰掛の松があり、その前に一ノ谷の戦いで熊谷直実に討ち取られた平敦盛の首を洗ったとされる敦盛公首洗池です。(撮った写真に写っていませんでした。) 八角堂の左側には鎮守社の出世稲荷社と三重塔、真新しいので近世に建て替えられものですね。その先に平敦盛首塚がありました。その前の塀に囲まれた所には、立派な書院・本坊・庫裏です。それと、本堂の裏山には奥の院がありますが、今回は時間の関係で見送りとしました。
納経所でボチボチ巡っている真言宗18本山と新西国三十三ヶ所の御朱印を頂きました。最後に納経所の裏側にある宝物館へ行き、「青葉の笛」などの平敦盛と源平ゆかりの宝物や須磨寺の宝物が展示されていました。こちらは無料で拝観できますので、須磨寺へ行かれた際には寄られるのが宜しいかと思います。
真言宗須磨寺派の大本山で、本尊は秘仏・聖観音。
この聖観音坐像は市指定文化財で、弘法大師御誕生1250年記念大法会として、今年の4月23日に特別開帳がありました。また、十一面観音立像は重文、不動明王立像は県指定文化財です。
平安時代の830年頃に漁師が沖で聖観音像を引き上げ、その聖観音像を安置するために淳和天皇の勅命により北峰寺が建立された。その後の886年に光孝天皇の勅命により聞鏡上人が福祥寺を建立し、北峰寺より聖観音像を遷して福祥寺の本尊としたのが始まりとの事です。後に源頼政や豊臣秀頼が1602年に本堂を再建したが江戸時代末期には衰退。明治時代になり諸堂を再建しました。
1寺目の在る西宮市から阪神高速で向かう積りでしたが、工事か事故かわかりませんが渋滞中との事で(大都市圏ですので慢性的な渋滞かも?)、下道で向かったところ1時間以上掛かりました。
カーナビは境内東側の池の周回道路を案内するので参道の方へ行ってみたら乗入禁止になっているし、うろうろ走っていたらコインパーキングがありましたので停めました。(境内を散策中に知りましたが、境内西側の墓地の所に寺院の無料駐車場がありました。)
参道を進むと先ず塔頭の正覚院があり、龍華橋を渡ると仁王門。仁王門をくぐると左側に塔頭の櫻寿院と源平の庭、右側には震災後に移転してきた貞照寺と塔頭の蓮生院です。(時間の関係で塔頭寺院はまたの機会に。) その先に石段があり、唐門をくぐると本堂の前に出ます。
右側には順に手水、写経輪堂、鐘楼(弁慶の鐘)。お堂は護摩堂、本堂、大師堂、八角堂が並んでいます。護摩堂は明治時代後期の建立で、護摩炊きの後片付けでしょうか、お掃除をされている最中に上がらせて頂きました。摩利支天・制多迦童子・不動明王・矜羯羅童子・神変大菩薩が祀られていましたが、この不動明王は新しいので指定文化財ではないようです。本堂は1602年の創建のため400年経っている訳ですが古さなどは感じられません。本堂内には入れず戸口から堂内を観ると、真ん中の奥に閉扉された厨子が3つ、手前の左右に開扉された厨子が3つずつありました。(計9つの厨子) 手前の6つの厨子の仏像は新しいです。本尊以外の文化財指定の十一面観音と不動明王は一般公開されていない様です。
本堂の左側には弘法大師が祀られている大師堂、その左側には八角堂。大師堂と八角堂の間に源義経腰掛の松があり、その前に一ノ谷の戦いで熊谷直実に討ち取られた平敦盛の首を洗ったとされる敦盛公首洗池です。(撮った写真に写っていませんでした。) 八角堂の左側には鎮守社の出世稲荷社と三重塔、真新しいので近世に建て替えられものですね。その先に平敦盛首塚がありました。その前の塀に囲まれた所には、立派な書院・本坊・庫裏です。それと、本堂の裏山には奥の院がありますが、今回は時間の関係で見送りとしました。
納経所でボチボチ巡っている真言宗18本山と新西国三十三ヶ所の御朱印を頂きました。最後に納経所の裏側にある宝物館へ行き、「青葉の笛」などの平敦盛と源平ゆかりの宝物や須磨寺の宝物が展示されていました。こちらは無料で拝観できますので、須磨寺へ行かれた際には寄られるのが宜しいかと思います。
御朱印(真言宗18本山)
御朱印(新西国三十三ヶ所)
正覚院(塔頭)
龍華橋
仁王門
阿形
吽形
弘法岩五鈷水
弁財天
櫻寿院(塔頭)
源平の庭
平敦盛と熊谷直実の一騎討ちの場面を再現
平敦盛と熊谷直実の一騎討ちの場面を再現
貞照寺
阪神淡路大震災で被災したためこちらに移転
阪神淡路大震災で被災したためこちらに移転
蓮生院(塔頭)
唐門
手水
写経輪堂
鐘楼(弁慶の鐘)
護摩堂
本堂
本堂内部(ネットから転載)
十一面観音立像(ネットから転載)
非公開のため観れません
非公開のため観れません
大師堂
源義経腰掛の松
八角堂
出世稲荷
三重塔
平敦盛首塚
書院
宝物館
すてき
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