善福寺のお参りの記録(1回目)
兵庫県有馬温泉駅

秀吉が賤ヶ岳の合戦後に高台院や淀君らを連れて観桜会を催した逸話があるこちらへ。枝垂れ桜が有名な名所。桜の下で茶を点てたであろう千利休の供養塔も境内にあります。また、秀吉が詠んだと言われている歌が残されていますね。
「月も日も　いのち有馬の湯にうつり　やまひはなしの花とちりけり」
　有馬の湯に月も日も美しく写り、病もすっかり治ってしまった、という意味で、他の大名や家臣に、熱心にこの地での湯治を勧めたそうです。