兼沢水神社のお参りの記録(1回目)
広島県安浦駅

黒瀬川の川辺に鎮座する小さな祠です。
由緒書きによれば祭神の勧請年代は不詳ですが祠は天保年間以前から建立されており、現在地には昭和10年に移築されたと言われているそうです。
祠というよりは辻堂に近い形は黒瀬町内では珍しいそうです。
社紋は右三つ巴に九曜。
黒瀬川は何度も決壊して兼沢地区もそのたびに被害があったのではないでしょうか。
水と農耕の神様が祀られているのも頷けます。
寄進された石柱があり、昭和のものははっきりと読めますがまったく読めないものもありました。祠は綺麗に手入れされており氏子さんたちに大切に守られていることを感じました。
前の農道は狭く二輪は問題ありませんが自家用車は近くの広い場所に停めて徒歩でお参りになります。