和敬｜頼ることは、つながりを結ぶこと

「迷惑かけたくない」
「〇〇さんに悪い」
「人に借りを作りたくない」

そんなふうに、誰にも頼れず、ひとりで抱えてしまうことってありませんか。

でも仏教には、「和敬（わけい）」という教えがあります。
互いを尊び、和をもって生きること。
そこには、“助けること”も、“助けられること”も、どちらも大切にする心が込められています。

誰かの力になることは、たしかに尊いことです。
でも、誰かの力を借りることも、その人が「役に立てる機会」を受け入れる、あたたかな行いなのです。

助けることと、助けられることは、どちらか一方では成り立ちません。
手を差し伸べる人も、差し出された手を握り返す人も、
どちらも尊い“つながり”の一部なのです。

今日も良い一日を

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