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木舟山 順教寺の日常(85回目)広島県志和口駅

夏季永代経法座を開催しました。

投稿日:2024年07月30日(火)
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7月27日に、夏季永代経法座を無事に開催しました。

今回の法座では、広島市中区の永光寺住職である永光聖法先生をお招きし、「南無阿弥陀仏のご利益・有難さ・お働き」についてお話しいただきました。永光先生は、多くの具体例を交えながら、阿弥陀如来のご加護について語ってくださいました。

中でも特に印象深かったのは、「手紙の話」です。現代では手紙を書くことが少なくなりましたが、手紙は依然として大切なコミュニケーション手段の一つです。手紙を書くには、文書を考える時間や実際に書く時間など、多くのエネルギーが必要です。文量に応じて完成までの時間は異なりますが、そこには書き手から読み手への様々な思いが込められています。

手紙の文面をどう受け取るかは、読み手の感受性に大きく依存します。感受性の高い人が読めば、その手紙に込められた書き手の思いを深く汲み取ることができます。一方で、感受性が低い人が読めば、文字通りにしか解釈できないこともあります。また、同じ手紙でも、読み手の成長や経験によって受け取る内容が変化することもあります。

永光先生は、こうした手紙の話を通して、手紙には書き手の心がこもっており、その思いを汲み取るためには読み手の感受性が大切だと説かれました。そして、お経もまた阿弥陀如来からの手紙であるという話を続けられました。

浄土真宗において重要視されるお経は浄土三部経です。このお経は、インドで生まれたブッダの教えが中国を経て日本に伝わったものです。現代では一見すると難解な漢字で記載されており、難しい印象を与えるお経です。

しかし、その中には確かにブッダの思いや、ブッダの教えを多くの人に伝えたいという歴代の僧侶たちの熱い思いが込められています。その思いをしっかりと受け止めて、現代の人々にわかりやすく伝えることが、現代の僧侶に求められる使命であると改めて学びました。

永光先生、素晴らしいお話をありがとうございました。
木舟山 順教寺(広島県)
法座の一場面
木舟山 順教寺(広島県)
仏華

すてき

みんなのコメント1件)

お花は、檀家さん婦人部の方々の手になるものですか?
落ち着いた色合い、いいですよねぇ😃
経文が阿弥陀さまからの手紙とは、分かりやすい例えですね。
こういう行事は、実にありがたい

2024年08月19日(月)
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