ロウバイ（蝋梅）の花が開花し始めました。

熊谷　兼高さま　寒い日が続きますが、みなさま、お変わりありませんでしょうか。
厳寒の雪に、ロウバイの色は鮮やかですね。

実を申しますと、今日初めて順教寺さんの環境を地図で見ました。
広島市の安佐北区、というと結構都会なのでは、と勝手に想像していたものですから。
連日の降雪とあったことに、少し驚きました。（申し訳ありません...）
いい環境ですね。
古くよりヒトが住んでいる場所は、雰囲気的に落ち着きがあって、ホッとできる場所ですね。
ヒトの生活感が、そういう雰囲気を醸し出してくれているのでしょうか？
お詣りにうかがいたい気持ちが、さらに強くなりました。

当地は朝から雲が多く、外へ出る気持ちが萎えてしまう天気。
洗濯ものの乾きも悪いですね。
その中、買い物に出まして、その帰り、急に思い立ってお気に入りのお寺さんに寄りました。真言宗のお寺さんで、これまで何度もお詣りさせていただいている場所。
ご開山は1470年ころ。
こちらの石仏さま、何度見ても、見飽きることがない。それぞれ年代が異なる石仏さまが、境内あちこちにお立ちになっています。
それらにお会いするのが、楽しみ。
ご住職もとても良い方で、石仏さまとにらめっこをしていると、必ず声を掛けてくださる。
お寺参りで一番ラッキーと思うことは、寺族の方と、ひとこと・ふたこと、世間話を交わせた時。
そのひとこと・ふたことに、いい意味での世間離れをお示しいただけると、とても得した気になります。
今日もご住職とお話する機会に恵まれ、しかも、間もなく法事が始まる、という時にも関わらず、
「５分くらいなら、本堂のご本尊に直接お詣りしてもいいですよ」
なんて申し向けられ、さらに気持ちが高揚してしまいました。
こちらのお寺は寺宝を隠すことなく、披露してくださっている。檀家でもないわたくしにも、披露してくださるんです。
寺宝、というかお寺の存在、というものに対する意識が明らかに違うなぁ、と思い知らされますね。
お寺さんは、地域の歴史の記録装置、いわゆる公共財としての大切な役目がありますよね。
わたくしども一般衆生の信仰とは、ご本尊へ向けるもの、そして公共財としての役目を果たしてくださっていることに向ける尊敬、その二つであるんだと思います。
お寺さんの存在を護ること、それは寺族の方々だけにお任せするものではありません。
いただくだけでなく、お寺さんの存在に寄与して行く、そういう姿勢をわれら一般衆生も忘れてはなりませんね。
今日そのことを、改めて思い知らされました。

ところで先般は、ありがたい説話、感謝いたしております。
彼岸の方々に向ける気持ちの在り方、アタマでは理解しているつもりでも、なかなか心の波を抑えることはできません。
百戦錬磨の兼高さまのおことば、この身に染みました。
ありがとうございました。

ちなみにお気に入りのお寺さんは、清水公園ちかく、真光寺さんといいます。

弘法様、投稿に対するコメントありがとうございます。

おかげ様で、自分も含め家族ともども元気にしております。

当寺院の所在を地図で見られたとのことで、興味を持っていただきありがとうございました。

当寺院は、広島市にあるんですが山間部に位置している田舎のお寺です。それだけに冬には年にもよりますが、沢山雪が降ります。

もしこちらの方にいらっしゃるような機会があれば是非、お参りに来ていただければと思います。

先日、弘法様がお参りされたお寺さんのご住職は気さくで徳のあるお方のようですね。お寺としても弘法様のように信心深い方がお参りに来られて喜ばれていたんじゃないんでしょうか。

そうですね、お寺は何百年と長い歴史があるので歴史の記録装置としての役割がありますね。それらをしっかりと受け継ぎ、後世に残し伝えていくこともお寺としては重要なことですね。

そのためにも、ご門徒（檀家）さんや地域の方々と良い関係性を築き協力を気持ち良くしていただけるようなお寺作りをしていくことも寺族として重要なことだと、弘法様のご意見を聞いて感じました。

清水公園は、フィードアスレチックがある所で有名な野田市にある公園ですよね。あの公園には、千葉に住んでいたころ何度か行ったことがあります。アスレチックの規模が大きく、子供から大人まで楽しめる所ですよね。

その近くに、真光寺というお寺さんがあったんですね。ホームページを拝見させていただきましたが、立派なお寺さんですね。本堂や寺宝も見ごたえがありそうですね。