あかぎじんじゃ
赤城神社群馬県 沼田駅
神社:参拝自由
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楽しみ方
赤城山の北側にある老神温泉の鎮守社として鎮座する神社です。この温泉は伝承によれば、赤城山の神様である大蛇と日光二荒山の神様であるオオムカデが戦い、その中で大蛇が矢の傷を受けその矢を引き抜いたところに沸いたとされています。その始まりから当社の例大祭には大蛇を担いで神輿としており、今年は5/9、10に行われましたので、ご紹介します。
《👁チェックポイント‼️》
当社の例大祭には巳年にだけ担がれる大蛇の神輿があります。巳年にのみ出てくるため12年に一度のサイクルとなる特別なものです。今年はクラウドファンディングとネットによる担ぎ手の募集を行って人を集めて斎行されました。
《本社》
谷の壁沿いにある温泉街であるため、その鎮座地も壁に張り付くようにあります。
《手水舎》
水は流れていました。洗ひつるここも…(略)
《湯禅薬師堂》
手水舎の向かいにあります。
《表参道》
とても急な階段があります。
《祭典》
2日間それぞれ10時に本社にて祭典が行われます。
《拝殿》🙏
《祈祷札》
参列していた境内の方々全員に頒布されました🙏
《玉串》
玉串というと一般的には榊か、たまにヒノキやヒバが用いられますがこちらはそのどれでもありません。宮司さんに伺ったところこれはイチイの枝らしく、どうやら東北などの寒い地域では榊が自生してないため代用として使われるようです。
《迦葉山の天狗》
迦葉山弥勒寺に起源を持つ天狗面の御堂です。どうやら近所ではよく見られるほど信仰の分布が広いようです。
ちなみに今ちょうど弥勒寺では10年に一度の中峯堂奥殿の厨子の御開帳が5/28まで行われているそうです。明日行こうかな。
《御神湯守の儀》
本社での祭典後に宮司さんと総代さんが温泉街の各旅館を巡り、その旅館と温泉の安全を祈願します。
《儀式の様子》
中の儀式は見られませんが、どうやら観光協会のHPの記事だと浴場にて神事を行い、旅館前にて宮司さんによる大麻と鈴、総代さんによる刀のお祓いが行われています。
《広場》
露天が出てました。
《岩国市の白蛇》
岩国市の天然記念物に指定されている白蛇さん(オス)が今回の12年に一度の大蛇神輿に合わせて出張してきていました。
《大蛇神輿》
神輿っていうかホントに大蛇!!!
《大蛇前の御霊移し》
大蛇の口元に分璽代わりのお札があり、その前にお酒が供えられています。
《大蛇神輿の巡幸》
おおよそ200人近くの担ぎ手たちによってその巨体が老神温泉街を練り歩いていきます。
この神輿(?)の長さはなんと108m!!!この長さは皆さんなんとなくお察しの通り除夜の鐘によって消滅する煩悩の数に合わせており、「煩悩を滅して無心で担いで欲しい」という願いを持って作られました。
ちなみにこの108は赤城神社においてけっこう関連ある数字のようで、当社にあった御神木を倒木の危険性から伐採した際の切り株の直径が108cmだったそうです。
いつも祭礼に参加している氏子さんたち以外にも近隣の中学生たち、ネットにて募集した一般の人たち、そして文化交流の目的で参加してきた台湾の団体さんたちが担ぎ手にいます。
《神輿終わりのお祓い》
大きな巨体で大人数による神輿行事でしたが怪我もなく無事終わりました。
《夜の赤城神社》
祭りはまだまだ続きます。
《若衆神輿渡御》
夜の祭典が終わると本殿前に安置されていた大蛇神輿が若者たちによって本殿から降りてきました。本来12年の間にある通常の祭礼でもこちらの蛇神輿が担がれます。
《蛇窪神社の神輿》
今年同じく12年に一度の巳年ということでかの有名な東京の蛇窪神社さんが宮司さんと共に神輿に乗ってやってました。ちまたでは老神温泉赤城神社と蛇窪神社、そして岩国白蛇神社が「白蛇日本三大聖地」に数えられているらしく、岩国市は白蛇さんでしたがこの三大蛇神社が一堂に会したことになるかもしれません。
若衆の大蛇神輿では温泉街の各旅館を巡りその繁栄を願って一本締めをしたあと、各旅館が献じたお酒を担ぎ手たちがラッパ飲みで回し飲みします。なんと豪快な(笑)
宿泊客も混ざって飲みます(笑)
お蛇さん休憩中…これが大体21時頃まで続きます。
2日目です。
《子供神輿》
2日目は13時から子供たちによって白蛇2頭の渡御が行われます。こちらも若衆の神輿同様に各旅館を巡ります。
《白蛇さんのご尊顔》
同じくお札が口の中にあります。どうやら昔テレビで研ナオコさんがこの蛇の作成現場を取材したことがあるらしいですね。
《各旅館巡幸》
同じく顔から入り口に突っ込みます。こちらはお酒ではなく飲み物やお菓子が振る舞われます。
《大蛇神輿安置所》
《八木節》
露天の並ぶ広場にて見物客を巻き込んで踊ります。私?踊ってきました!!
僭越ながら若衆神輿で担がせていただきました。
《大蛇神輿還御》
神社内に蛇が戻っていきます。
《締めの三本》
最後に神前にて二礼二拍手一礼にて拝礼し、三本締めにて今年のお祭りは終了。
皆さまお疲れ様でした。
《観光協会》
《限定御朱印》
赤城神社は普段無人で、守札や御朱印は観光協会で受けられます。毎週火曜日は休館日なのでご注意を!!
《御朱印帳と限定御朱印》
実のところこちらの御朱印帳が欲しくて注目はしており、表紙のデザインの通り108mの大蛇神輿を毎年担ぐんだろうなぁと認識していたのですが、大蛇神輿が出るのは巳年だけというのを温泉街に着く前日に知りました。
そりゃ9日に全く宿が取れないわけだ…












| 名称 | 赤城神社 |
|---|---|
| 読み方 | あかぎじんじゃ |
| 通称 | 老神温泉赤城神社 |
| 参拝時間 | 神社:参拝自由 |
| 参拝にかかる時間 | 約5分 |
| 参拝料 | なし |
| 御朱印 | あり |
| 限定御朱印 | あり |
| 御朱印帳に直書き | なし |
| 御朱印の郵送対応 | なし |
| 御朱印帳 | あり |
| 電話番号 | 0278-56-3013(老神温泉観光協会) お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
| ホームページ | https://www.oigami.net |
| SNS |
| ご祭神 | 赤城大明神 |
|---|---|
| ご神体 | 赤城山 |
| 創建時代 | 不詳 |
| 創始者 | 不詳 |
| ご由緒 | 昔、奥日光の戦場が原で赤城の神(蛇)と日光男体山の神(ムカデ)の戦いがあり、弓矢に倒れた赤城の神は赤城山麓まで逃れた。ここに矢を立てると熱い湯が湧き出し、矢傷を浸すとたちどころに治り、追いかけてきた日光の神の軍勢を見事追い返したという。
|
| 体験 | 絵馬御朱印お守り祭り伝説 |
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