心王寺のお参りの記録(1回目)
群馬県韮川駅

新たに見つけた平将門伝承地のお寺です。
只上神社に伝わる伝承では、常陸の岩井で討ち取られた平将門の遺体を鶏足寺に運ぶ途中、この地で怪異がおこった。
あるいは、そもそも最終決戦地が岩井ではなく只上であるといった感じの伝承が伝わってるワケですが・・・

このお寺に伝わる伝承では、確かに岩井でも決戦があったが将門は死なず、生き延びた僅かな一族郎党を引き連れて渡良瀬川を遡り、ここ只上の地でもう一戦交えて果てたという・・・
なるほど、確かにこれなら正史とも足利に伝わる伝承とも対立しない！(°∀°)　というか少なくとも整合性が取れる説となっておりますw

もっとも由緒にあるように、このお寺は時代が下った室町初期頃になって建てられたらしいので、それ以前からそういう伝承も伝わっていたのか、あるいは寺を建立した岡崎一族が、より洗練された形に伝承を再構成したのかはわかりませんが(^^;
寺名の「心王寺」というのも、おそらく将門公が関東を一時制覇した時に自称した「新皇」に掛けたものかと思います。

小さなお堂のようなお寺ですが、ご覧ように何気に御朱印あり！南光寺で受印できます。というかこのお寺について調べたのが南光寺を知ったキッカケだったwww

只上神社が受印できませんので、足利の将門公伝承地の寺社で受印したい場合は、この心王寺か鶏足寺を受印するのが無難かと思います。
大手神社は祭礼日限定なのでやや難易度が高い(>_<)　大原神社は数年間から御朱印やめたみたいなので(-_-;)
本家の坂東市でいうと、なかなか受印困難な國王神社と、常時受印できる神田山 延命院の関係みたいなもんですねw