蔵田寺のお参りの記録(1回目)
岐阜県坂下駅

中津川市へ紅葉見物に行く道中に在る寺院へ行きました。
中津川市坂下(平成の大合併の前は恵那郡坂下町)に在る護国山 蔵田寺です。
曹洞宗で、本尊は釈迦如来。
この本尊・釈迦如来坐像は県指定文化財です。他に所蔵の役行者坐像も県指定文化財です。

創建等は不詳。明治初期の廃仏毀釈で破却されたと考えられています。(苗木藩は、領内の寺院・仏像・仏具・経典、及び、個人の位牌も含めて破棄または消却する政策を断行した。苗木藩の廃仏毀釈運動は、全国的に見ても類を見ないほど徹底的に行われた。) 明治42年に現在地に再建、良雪山法界寺に引き取られていた廃仏毀釈で廃寺となった萬歳山長昌寺の釈迦如来坐像と金龍山三井寺の役行者坐像を遷座した。現在は大門自治会が維持・管理しているそうです。

県道3号(福岡坂下線)沿いに在りましたので路肩に停めました。(「蔵田寺」バス停の直ぐ手前)
境内は残念ながら草がボウボウで、人の気配は全くありません。この建屋の中に県指定文化財の仏像が2躯保管してあるのでしょうか？(盗難に遭いそう)
賽銭箱が見当たらないので、手だけ合わせて失礼する事にしました。