相馬小高神社のお参りの記録(1回目)
福島県小高駅

相馬小高神社は、奥州相馬氏の居城であった小高城跡に鎮座し、相馬野馬追における重要な神事「野馬懸」の舞台として知られています。相馬氏の歴代当主が崇敬した妙見菩薩（天之御中主神）を祀り、相馬三妙見社の一つに数えられています。
由緒:
相馬氏の氏神:
相馬氏は平将門を祖と仰ぎ、妙見信仰を深く信仰していました。小高神社は、相馬氏にとって氏神である妙見菩薩を祀る社として、小高城の鎮守として創建されました。
小高城跡:
神社は、相馬氏が鎌倉時代後期に築城した小高城の本丸跡に位置しています。
相馬野馬追:
毎年7月に行われる国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追」では、相馬三妙見社合同で祭礼が行われ、小高神社では野馬懸神事が行われます。
神仏分離:
明治時代初頭の神仏分離令により、妙見菩薩は金性寺に移され、祭神は天之御中主神となりました。
社号の変遷:
明治5年（1872年）に「小高神社」と改称、昭和26年（1951年）に「相馬小高神社」と改称されました。
その他:
境内には、ソメイヨシノや枝垂桜など、多くの桜が植えられ、桜の名所としても知られています。
相馬野馬追額は、福島県指定有形文化財に指定されており、祭りの歴史を今に伝えています。
関連する神社:
相馬中村神社: 相馬市にある神社で、相馬三妙見社の一つです。
相馬太田神社: 南相馬市にある神社で、相馬三妙見社の一つです。
相馬小高神社は、相馬氏の歴史と文化を今に伝える重要な神社であり、相馬野馬追の神事を通じて、地域の人々に親しまれています。（サイトより）