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2023年05月18日(木) 15時35分 byダイコン
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【御詠歌について】 御詠歌の「ぐぜいの船」とは、「弘誓の船」という意味です。 簡単に言えば、菩薩が法を説いて人々の悩みを解消してくれることを、「船が人を乗せて渡す」と比喩的に表現した言葉です。 浅見川観音の別当寺の伝説によると、「修行院の前は海辺であり、観音参りには船で行く必要があった」と伝えられています。 したがって、御詠歌の「弘誓の船」とは、この事実と関連があるのかもしれません。 【御本尊と像の特徴】 浅見川観音の御本尊は聖観音ですが、その御尊体は高さ3cmの座像であり、これは磐城三十三所観音の中で最も小さな秘仏です。 この像は白木で一木彫りされており、小さながらも右手の印相や左手につぼみの蓮を持つなど、細部まで聖観音本来の姿がよく表現されています。 秘仏は高さ10cmほどの未開蓮型の厨子に安置されており、厨子の台座は木造で漆仕上げとなっていますが、厨子の納室部分は蓮のつぼみの形をした彫金造りとなっています。 刻字などはなく、製作年代は全く分かっていません。