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2023年05月18日(木) 15時45分 byダイコン
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【 観音堂の移転の歴史 】 昔は観音寺という寺があり、そこが観音堂の別当寺でしたが、観音寺は廃寺となり、成徳寺が新たな別当寺となりました。 古くからの伝承によれば、昔は別の場所に観音堂が存在しており、現在の場所へは三度目の移転だったとも言われています。 【 観音堂の建立と御本尊の特徴 】 観音堂が現在の場所へいつ移ったのかは、棟札もなく明確ではありませんが、境内には嘉永4年(1851年)に造立された「男体山」の石塔がありますので、それ以前から存在していたと考えられます。 御本尊の千手観音は木造寄せ木造りで彩色が施されていますが、頭上の化仏は失われています。 像の背部には「享禄3年(1530年)7月6日」と墨書されていますが、仏師の名前は分かっていません。 折木観音の古い歴史を物語っています。 【 現在のお堂と改修工事 】 現在のお堂は明治10年(1877年)の8月に建立され、昭和9年(1934年)には屋根が瓦に替えられました。 しかし、瓦が破損し、お堂自体も傷んでしまったため、取材が行われた昭和54年(1979年)9月18日から、屋根や回廊の改修工事が行われました。 この工事を進めた棟梁によれば、お堂の梁の組み方には五重の塔などの技法が用いられており、さらに特殊な構造の出組みによる屋根も見事に行われており、経験豊かな宮師による優れた仕事とされています。