ひさのはますわじんじゃ
久之浜諏訪神社のお参りの記録一覧
御朱印の書き入れを待たせていただいている時間に、奥様から震災を経験したからこその家族との連絡方法や落ち合う場所など今一度大切な人と話し合ってほしいという海を眼前にした地域に住む方の想いをお聞きしました。
そして宮司さんご夫妻が溺愛するお孫さんのお話しも楽しく聞かせていただきました。
また参拝した際に、お孫さんの話を聞きたいなあと思っています。
久乃浜に鎮座する諏訪神社。
6号線から海沿いを走ると、周りは高い防波堤と小さな松の木ばかり。多分津波でやられてこうなったんだなぁと想像していると、久乃浜の街並みにようやく入りました。
津波に呑まれながらも生き残った神社、諏訪神社がそこにありました。
1.6メートル水が来た時、この鳥居はどんな風に見えたんだろうか、、
手水舎にはさるぼぼが吊り下げられていました。
朱の鳥居
参道は真っ直ぐです。
青龍の松
盆栽の様に、横に伸ばして青龍に見立てたクロマツ。
震災から生き残りました。
鳥居からずっと、横に伸びています。
青龍の松の後ろから
凄いです。
丸っこくて優しい感じの狛犬
拝殿
本殿
御朱印を頂く間、奥様のお話をお聞きする事ができました。
やはり、ここより南は家を建ててはいけない事になり松林になった事、そこに再建できないご家庭の樹木を手作業で掘り起こし、高台のお宅にもらって頂いた事、災害時に備えて、家族の集合場所を決めておく事、災害の備えは食料ではなく通帳などの大切な物を備えておく事、、、
奥様の人柄と行動力に感動しました。
帰りの社号標は、来た時とは違って、凛々しく見えました。
時がたち、何事もなかったように、今年も実を結ぶ果実。
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