れんじょういん|真言宗智山派|稲荷山
蓮乗院の編集履歴
ご由緒
蓮乗院は、応永10年(1403)に忠尋上人が開基となり開山されました。
それ以前は、館内という場所にあり、天台宗であったとされています。
開山以来、2度の災害に見舞われましたが、享保10年(1725)の火災によって、同16年(1731)に現在地に移転し再建されました。
現在の本堂は、昭和41年(1966)3月に新築され、本尊の釈迦如来像は、文化2年(1805)に京の仏師、岡本右近によって刻まれたもので、他には大日如来、弁財天などが祀られています。
境外にある薬師堂は、天文年間(1532~1555)に創建された東光院であり、薬師如来像は弘法大師の作とされ、馬落薬師と呼ばれて篤く信仰されています。
また、近くには四国八十八ヶ所の石仏霊場があります。
整備された境内には、昭和55年(1980)から1年間かけて建立された石仏が祀られており、昭和58年(1983)に建立された護摩堂兼客殿には、十三仏勢至菩薩像、意成不動明王、船玉十二社明神などが祀られています。
毎月28日には篤信者が訪れ、護摩修法が行われています。
編集前:蓮乗院は、応永十年(1403)に忠尋上人が開基となり開山し、それ以前は、館内という処にあって天台宗であったといわれている。
開山以来、二度の災害をうけたが、享保十年(1725)の火災によって、同十六年に現在地に移転し再建された。
現本堂は昭和四十一年三月に新築され、本尊の釈迦如来像は、文化二年(1805)に京仏師の岡本右近が刻んた仏像であり、他に大日如来、弁財天等が祀られている。
境外にある薬師堂は、天文年間(1532~55)に創建された東光院であり、薬師如来像は弘法大師作といわれ、馬落薬師と呼ばれ篤信されている。
なお、近くには四国八十八ヶ所の石仏霊場がある。
整備された境内には昭和五十五年から一年間かけて建立された石仏が祀られ、昭和五十八年に建立された護摩堂兼客殿には十三仏勢至菩薩像、意成不動明王船玉十二社明神が祀られ、毎月二十八日に行われる護摩修法には篤信者が訪れる。