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2023年05月17日(水) 22時34分 byダイコン

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ご由緒
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【 日吉観音の祀られる場所 】
日吉観音の日吉は地名と言われますが、その日吉の詳細な場所は現在はわかりません。
日吉観音は、平・大室の大運寺境内に建てられたお堂にお祀りされており、その御本尊は千手観音です。
【 御本尊の姿と歴史 】
御本尊の前面には上手が合掌手であり、下手が法界定印となっています。
左右にはそれぞれ十一手が配置されています。
御本尊は童顔を思わせる表情であり、像の高さは約1mほどです。
残念ながら、堂内には堂の建立や御本尊の入仏などの歴史を辿るための棟札などは保存されていませんが、その基礎は永正元年(1504年)にさかのぼります。
境内には延宝四年(1676年)の無縁仏の石塔や、数百年と推定される枝垂れ桜の老木なども存在し、この寺の古さを物語っています。
ただし、かつては別の場所に往古の観音堂が祀られており、ある時代に現在の境内へと移されたという説もあります。
そのため、当千手観音の歴史はさらに古いものとなる可能性があります。
【 “同行二人”という意味 】
お堂の外柱などには、「同行二人・岩城三十三所観音霊場為現当一一世安楽・何某」という古い打ち札が見受けられます。
「同行二人」とは、一人は巡礼者自身を指し、もう一人は観音様を指しています。
巡礼者自身と観音様との共同の旅であることから、どんな山道でも怖くなく、寂しくもないと信じられています。