じょうにちじ|真言宗智山派|湯應山
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浄日寺の編集履歴
2023年05月13日 22時24分
ご由緒
浄日寺の伝承によると、享徳年間(一四五二~五五)の頃に、稲荷大明神を信仰する浄海という僧侶が、作入という地に万病に効く霊泉がある、というお告げによって庵を建てたのが始まりであり、その後、湯上大明神と崇拝された浄日寺は、薬王寺の末寺として発展していった。
この伝承でいわれる霊泉は、昭和十八年(一九四二)頃まで、遠くから訪れる湯治客で賑わった。
本堂は、明治十八年(一八八五)に起った火災によって庫裡共に焼失し、 その頃、白土で廃寺になっていた元竜沢観音の別当寺大竜寺の本堂を譲り受けて再建した。現在の本堂は、大正十四年(一九二五)に新築され、本尊には不動明王が祀られてある。
境外にある薬師堂には、薬師如来、日光・月光菩薩 持国天多聞天が安置されあり、いずれも藤原様式の仏像で、福島県重要文化財に指定されている。
また、漁民に信仰される大日堂も、浄日寺の境外堂になっている。
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