ほうじゅいん まんりゅうじ|真言宗智山派|阿遮羅山
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宝聚院 満龍寺の編集履歴
2023年05月13日 22時49分
ご由緒
寶聚院の縁起(天明元年九月・当山第二十二世禅 治周泉書)に、治暦年中(一〇六五~六九)、源義家が奥州征討の途に、僧真海が戦勝祈願を修し、小玉の池に開創したのが、当山の始まりと伝えている。
現在地に移転したのは、正安元年(一二九九)の 水害によって諸堂が流失したためで、その後、康安 元年(一三六一)、宥俊和尚代に中柴館主小川氏より寺領十七石を下賜され、第十一世日勢和尚代には阿遮羅山寶聚院満瀧寺の号を賜わった。
寛永年中(一六二四〜四四)、鳥井忠政公が江戸において、将軍家光公号大猷院御より寶聚院にたいし、御朱印十七石、山林二十五町が下賜された。
現在の本堂は、天保元年(一八三〇)に再建され、維持されている。
当山には「お願い石」という珍らしい黒石がある。
この「お願い石」は、平成二年七月に第三十八世典資現住が大日如来をお迎えし、一 人でも多くの人々が生きる喜びや、生きぬく勇気をもって生活できるようにと、一つ一つ加持を修したものであり、多くの人々が訪れてその願いを祈念 している。
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