小手神社のお参りの記録(1回目)
福島県松川駅

福島県福島市飯野町にある千貫森中腹にある神社で、主祭神は伊弉諾命と伊弉那美命。
創建年代は不詳であるものの、古くから小手郷一円の総鎮守として小手神森・堂平に創祀され、武と産業の神として崇敬されていた。
寛文年間（1661～1672）、参勤交代の任を終えて帰国の途上だった伊達政宗公の馬が突如暴れ出して落馬した。その原因が小手大明神の神威によるものとされ、政宗公は民衆への災いを恐れ金品や武具を奉納した。
そして政宗公の勧奨により、お社は堂平の地から麓の上宮の地へ遷座。地元ではこれを「白河の下馬落とし」と呼ばれ伝えられている。
境内の御神門には福島市指定有形文化財である風神・雷神の像が安置されている。
また拝殿の右手には「誘宝道祖神」と呼ばれる石像が祀られており、「誘宝」には「ユーホー」とふりがなが振られており、UFOの里として知られる当地ならではのユニークなスポットとなっている。