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水田天満宮ではいただけません
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みずたてんまんぐう

水田天満宮のお参りの記録(1回目)
福岡県羽犬塚駅

投稿日:2023年04月09日(日)
参拝:2023年2月吉日

【筑後國 古社巡り】

水田天満宮(みずた・てんまんぐう)は、福岡県筑後市水田にある神社。旧社格は県社。祭神は菅原道真公。境内末社の恋木神社(こいのき~)が縁結びの神社として知られている。また太宰府天満宮と並び、「九州二大天満宮」の1つと称している。

社伝によると、鎌倉時代の1226年に後堀川天皇の勅命により菅原道真の後裔で菅原氏長者(当主)・菅原為長によって創建された。当地には太宰府天満宮の荘園で、菅原氏一族の大鳥居氏が支配する水田荘があり、その鎮守であった。太宰府に次ぐ九州第二の天満宮と称する。関ヶ原の戦いで東軍だった黒田官兵衛・加藤清正らが、西軍の柳川城主・立花宗茂に開城を迫った八院の戦いでは、黒田官兵衛が当社境内に陣を張り、ここで立花宗茂を説得したと伝わる。現在の社殿は江戸時代前期の1672年に再建されたもので、太宰府天満宮を模した様式となっている。明治時代に入り近代社格制度のもと県社に列格した。

当社は、JR鹿児島本線・羽犬塚駅の南西2km弱の市街地の中、平地にある。境内はかなり広々としていて、境内西側には大きな幼稚園、北側には水田公園がある。南側には県道703号線が通っており、アクセスも良好。南側から長い参道を進むと神門を抜け社殿に至る。特徴としては大きな社殿が拝殿本殿一体型であること、西側に大きな心字池があること、社殿北側の境内社・恋木神社が女性に非常に人気があることなどが挙げられる。鐘楼からは神仏混淆の名残りを感じられ、東側の透塀に貼られた子供たちの習字からは地元との密接な関係を感じられる。

今回は、福岡県の旧県社であることから参拝することに。参拝時は休日の夕方で、遅い時間であったにもかかわらず、家族連れや恋木神社目当てのカップル・女性グループが参拝に訪れていて賑わっていた。
水田天満宮の鳥居
境内南端入口全景。県道703号線に面している。
水田天満宮(福岡県)
境内南端入口の<鳥居>と<社号標>。車だと乗ったまま鳥居をくぐる。
水田天満宮(福岡県)
鳥居をくぐって進むと、わがままに成長した古巨木が迎えてくれる。
水田天満宮(福岡県)
参道左側の境内社。表札はないが神社みたい。
水田天満宮(福岡県)
参道右側の境内社。表札はあるが字が消えて読めない。
水田天満宮(福岡県)
こちらは<二の鳥居>。江戸時代初期1614年建立の石造明神鳥居。鳥居をくぐって<神橋>を渡る。
水田天満宮(福岡県)
参道進んで<神門>。二階建ての楼門形式。
水田天満宮の像
神門前左側にある<神馬>。
水田天満宮(福岡県)
神門前左側の<狛犬>。ややスリムなスタイル。
水田天満宮の狛犬
神門前右側の<狛犬>。「恋」推しが気になる。
水田天満宮(福岡県)
神門をくぐる。天満宮らしく梅の神紋の提灯。
水田天満宮の本殿
神門をくぐったところからの眺め。屋台が出ているということは参拝者が多いということかな。
水田天満宮(福岡県)
神門をくぐってすぐ左手にある<手水舎>。
水田天満宮(福岡県)
<拝殿>遠景。拝殿の両側には翼殿のような建物を備えている。
水田天満宮の狛犬
拝殿前左側の<狛犬>。
水田天満宮(福岡県)
拝殿前右側の<狛犬>。
水田天満宮の本殿
<拝殿>全景。檜皮葺の味のある屋根に朱色の躯体が見た目インパクトがある。
水田天満宮(福岡県)
<拝殿>正面。華やかな印象。
水田天満宮(福岡県)
拝殿の左側に繋がっている<授与所>。御朱印はこちら。
水田天満宮(福岡県)
授与所前から見た<拝殿>。大きく重厚感がある。
水田天満宮の建物その他
授与所前から振り返って、神門の並びに建っている<鐘楼>。
水田天満宮の建物その他
鐘楼と授与所の間にある<さざれ石>。
水田天満宮(福岡県)
拝殿に向かって左手、少し離れたところにある<心字池>。赤い欄干のステージが活けの真ん中に浮いていて、ハート形のモニュメントが設置されている。
水田天満宮の末社
心字池の奥にある<藤森稲荷神社>。
水田天満宮(福岡県)
社殿の裏手に向かって進むと、境内の北側と東側に昔の透塀を発見。昔からかなりの大社であったことが伺える。
水田天満宮(福岡県)
拝殿の裏手に廻ってみてびっくり。当社は<本殿>がないというか、<拝殿>と<本殿>が一体型の造り。建物は江戸時代前期1672年の再建で、三間社流造、檜皮葺、正面に唐破風の向拝。太宰府天満宮と酷似する造りなんだとか。(;゚Д゚)
水田天満宮(福岡県)
社殿の裏手、西寄りにある<荒人神社、今尾神社、今宮神社>(たぶん)と<若宮神社>。
水田天満宮(福岡県)
社殿の裏手、中央にある<恋木神社>。女性や家族連れが集まって賑わっている。
水田天満宮(福岡県)
<恋木神社>の鳥居と社殿。不審なオジサンに思われないよう、人がはけるのを待ってから撮影。(^_^;)
水田天満宮の末社
恋木神社の右隣にある<水玉(御神水を供える神器)>と<屋須多神社・竈門神社・玉垂命神社>。
水田天満宮(福岡県)
社殿の裏手、東寄りにある<靖国神社>。境内社では珍しい。ちゃんと国旗も掲揚されている。
水田天満宮(福岡県)
境内東端の透塀内側には、おそらく近所の小学校の生徒たちの習字が大量に飾られている。こういうのは、ほっこりしますね~♪ (o^―^o)
水田天満宮の末社
神門や屋台の近くにある<日吉神社>。
水田天満宮(福岡県)
最後に<社殿>全景。建物としても複雑性と独自性があってなかなか美しい。(^▽^)/

すてき

御朱印

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惣一郎1269投稿

2020年1月から寺社仏閣巡りを始めた初心者です。東京在住です。
クルマとバイク、旅行が趣味なので、近くから遠くまで、精力的にお参りしています~♪

■2023年も引き続き、日本各地(目標:寺社巡りをしたことのない都道府県をなくす)を廻ってみたいと思っています~♪ (^▽^)/

①そろそろ<西国・坂東・秩父百観音巡礼>を結願したい。
  残りは和歌山県と、兵庫県日本海側、バイクで行ける近場の秩父。
②天孫降臨の<南九州>を巡る。
③いつかは廻ってみたい<四国八十八カ所巡り>。

(1月)東京都、熊本県、宮崎県、鹿児島県
(2月)福岡県、佐賀県、長崎県、徳島県
(3月)広島県
(4月)大阪府、兵庫県

■2022年は、良かった寺社を再訪しながら、日本各地(目標:47都道府県、実績:20都道府県)の寺社仏閣を廻ってみました(449寺社)。

東京都、三重県、岐阜県、愛知県、静岡県、山梨県、沖縄県、滋賀県、福岡県、長野県、
兵庫県、岩手県、埼玉県、長野県、北海道、富山県、青森県、福井県、佐賀県、山口県

■2021年は、寺院にも力を入れてみました(574寺社)。

①寺院は巡礼を中心に。西国三十三、江戸三十三、鎌倉三十三、秩父三十四、関東三十六、北関東三十六、関東八十八、東国花の寺百ヶ寺。
②神社は、引き続き延喜式内社、旧社格県社以上、総社、一国一社八幡宮、神社本庁の別表神社。
③関東なら鎌倉、やっぱり京都・奈良、チャンスがあれば憧れの熊野・四国・九州。

■2020年は、寺院も神社もよく分からないので、分かりやすそうな神社を中心に回り始めました(366寺社)。

①関東圏の延喜式内社 + 坂東三十三観音。
②関東以外に旅行に行くときは一之宮。
③チャンスがあれば、憧れの伊勢や出雲。

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