すみよしじんじゃ
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住吉神社ではいただけません
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住吉神社のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年05月30日(月)
参拝:2022年4月吉日
【筑前國 式内社巡り】
住吉神社(すみよし~)は、福岡県福岡市博多区住吉にある神社。式内社(名神大)で、筑前國一之宮。旧社格は官幣小社で、現在は神社本庁の別表神社。主祭神は底筒男命、中筒男命、表筒男命(住吉三神)、配祀神は天照皇大神、神功皇后。全国2,300社ある住吉神社の総本社は大阪の住吉大社とされることが多いが、当社が始源とする説がある。また大阪の住吉大社、下関の住吉神社とともに「三大住吉」の1つに数えられる。
創建は不詳。『続日本紀』には、奈良時代737年に伊勢神宮などとともに「筑紫住吉」に新羅の無礼の報告と奉幣がなされたと記載がある。また『新抄格勅符抄』では平安時代806年に「住吉神」に神封36戸が筑前國から充てられた記載がある。国史の初見は『日本三代実録』859年条で神階奉授の記載がある。また、927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「筑前國 那珂郡 住吉神社三座 並名神大」に比定されている。1019年には後一条天皇の一代一度の奉幣に預かっている。
中世以降は建武新政期1334年の文書を初見として筑前國一宮の位置付けであったとされる。戦国時代の1480年には連歌師の宗祇が参詣し、『筑紫道記』に戦乱による当社荒廃の様子を記している。その頃、当社に伝わる古文書は、山口の大内義孝の元に上進していたが、1551年の大寧寺の変に巻き込まれその一切を散逸したとされる。江戸時代に入ると、福岡藩主・黒田長政が現在の社殿を再興し、3代黒田光之が社領30石を寄進、10代黒田斉清が20石加増の50石とした。明治時代に入り、近代社格制度のもと県社に列格し、のち官幣小社に昇格した。
当社は、JR山陽新幹線・鹿児島本線・博多駅の南西700mの平地の市街地の中にある。博多駅西口から南西に伸びる「住吉通り」沿いの北側にあり、近くに那珂川が流れている。社殿は西向きで正規の入口は境内西側にあるが、博多駅からだと最寄りの南門から入ることになる。博多の中心地にあることを考えると境内はかなり広く、東京ドームの半分ぐらい(26,753㎡)ある。都市部にあるのに木々も生い茂っていて、まさに都会のオアシスといった風情。境内西側入口前には大きな池(天竜池(ひょうたん池))もある。境内社数は少なめだが、しっかり見て廻るにはそれなりに時間が必要。
今回は、筑前國の式内社、一之宮、旧官幣小社、別表神社であることから参拝することに。参拝時は平日の午後で、ぱらぱらと絶えず参拝者が訪れていた。
※天神エリアからタクシーで向かった時、運転手さんに行先を住吉神社と伝えると、入口がたくさんあると言われたので、「一番大きい鳥居があるところ」と伝え、無事境内西端の一の鳥居前で下ろされた。ただ、駅最寄りの南門には向かわなかったところ、その近辺に境内社(三日恵比寿神社)や唐門などがあることに後日気付いた。南門周辺はすべて見逃し。要再参拝かな...(^_^;)
境内西端入口全景。目の前には大きめの池<天竜池(ひょうたん池)>がある。
<一の鳥居>と<社号標>。
参道を進んで左側にある<少彦名神社(薬祖神)>の鳥居。鳥居は南向き。
<少彦名神社(薬祖神)>の社殿。社殿は西向き。
参道を進んで左側にある<手水舎>。
神門手前右側の<狛犬>。しっかり苔生している。
神門手前右側の<狛犬>。こちらもいい感じに苔生している。
<神門>全景。
神門をくぐったところからの景色。綺麗に掃き清められた広い境内にまっすぐに参道が伸びその先には拝殿。良い雰囲気。
拝殿前左側の<狛犬>。ゴリマッチョ系でカッコイイ。
拝殿前右側の<狛犬>。左側の狛犬とかなり雰囲気が違う。別作者かな。
<拝殿>全景。入母屋造、銅板葺。
<拝殿>正面。
拝殿から振り返った眺め。
拝殿に向かって左後ろにある<神楽殿>。
拝殿に向かって左後ろ、神楽殿の右側にある<社務所>。御朱印はこちら。
社務所から見た<社殿>全景。
社殿の左側に境内社がいくつかあるので見て廻る。
まずは横一列に社殿が並んでいるのは、左から順に<菅原神社>、<人丸神社>、<志賀神社>、<船玉神社>。
まずは横一列に社殿が並んでいるのは、左から順に<菅原神社>、<人丸神社>、<志賀神社>、<船玉神社>。
奥に進むと岩があって、<のぞき稲荷>との立札。何だろう?(。´・ω・)?
説明板によると、奇岩(くしきいわ)の鳥居から中を覗き込み、自分の姿を鏡に映して、一つ願いを掛けると稲荷大神の御霊験で願いが叶うとのこと。
奇岩の左側にある<鳥居>。扁額には「荒熊稲荷神社・白髭稲荷神社」とある。
白髭稲荷神社・荒熊稲荷神社の小さな社殿の後ろに大きな社殿があるので裏に廻ってみると<荒熊白髭稲荷神社>とある。
拝殿近くまで戻ると、<荒熊白髭稲荷神社>の鳥居。東西両側向きに同じ神社の鳥居と社殿のセットがあるのは面白い。
荒熊白髭稲荷神社からみた本社の<本殿>。江戸時代前期の1623年、福岡藩主・黒田長政による造営。住吉造。桁行4間、梁間2間、切妻造、檜皮葺。国指定の重要文化財。
神門をくぐって右手にある<授与所>。
拝殿に向かって右手にある<神輿庫>。
拝殿の右手にある<古代力士像>。
神門をくぐらずに参道の右手奥にある<相撲場>。
一の鳥居まで戻って、道路を挟んで西側にある<天竜池(ひょうたん池)>。奥に島がある。
島の上にある<天津神社>。
筑前国に初進出なので、神社用に御朱印帳を購入。
星がデザインされていて、女子受けも良さそう。
すてき
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惣一郎1269投稿
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