せんにょじだいひおういん|真言宗大覚寺派|雷山
千如寺大悲王院のお参りの記録一覧
紅葉を求めて伺いました
観音様にお会いするまで、色づいたお庭を見ながら、堂内へ
般若心経を聴きながら、穏やかな時間でした。
本堂までの道のりは足元冷えます
山なので冷んやりしてます
暖かくした方がよいです
九州八十八ヶ所百八霊場参り
第八十二番札所
雷山 千如寺大悲王院
ご本尊 十一千手観音立像
ご真言 オン バザラ タラマキリク
国指定重要文化財の千手観音像は凄いです‼️
福岡、佐賀両県にまたがる背振山系の雷山(標高955m)の中腹に位置する千如寺は、寺伝によれば仏教公伝前の成務天皇48年(148)にインドの僧清賀上人によって開創されました。鎌倉時代には、北に玄海灘を臨む位置にあるため、元寇に対する最前線の祈祷寺院として栄へ、最盛期には三百の僧坊があったと伝えられています。
その後、室町から戦国の長い戦乱の中で、僧坊は荒廃し、千如寺のみを残すのみとなりましたが、宝暦3年(1753)福岡藩主の黒田継高公によって大悲王院が建立されました。明治維新の神仏分離令により、雷神社の神宮寺であった千如寺は廃寺となり、本尊を始め全ての仏像、古文書等は大悲王院に移され、現在千如寺の法灯は大悲王院によって守り伝えられています。
巨大な千手観音像
納経印
本堂
【筑前國 古社巡り】
千如寺(せんにょじ)は、福岡県糸島市雷山にある真言宗大覚寺派の別格本山の寺院。山号は雷山、院号は大悲王院。本尊は千手観音。別称は「雷山(らいざん)観音」。木造千手観音立像、木造清賀上人坐像は、国指定の重要文化財。紅葉の名所として知られる。
寺伝によると、成務天皇48年(178年)、天竺(インド)霊鷲山の僧・清賀が渡来し開創、その後聖武天皇により勅願道場となり、国司により七堂伽藍が建立され、以後歴代天皇より綸旨を賜ったとされる。ただし、開創が仏教公伝の300年以上前ということになり、江戸時代に記された『筑前國続風土記』によると、奈良時代に聖武天皇の勅願により、インド出身の僧・清賀により開創と記されている。以後鎌倉時代まで真言の密教道場発展し、最盛期は308の僧坊があった。特に鎌倉時代には玄界灘に臨む、元寇に対する最前線の祈祷寺院として幕府から国防の役割を担っていた。室町時代以降は戦乱で僧坊は荒廃したが、江戸時代になると福岡藩主・黒田継高によって再興され、院号を大悲王院と改称、紅葉で知られる大カエデが植樹されている。
当寺は、JR筑肥線・一貴山駅の南東7kmの雷山(らいざん;標高954m)の中腹にある。境内には高低差があり、低い場所には山門、庫裏、本堂、心字庭園などがあり、奥の少し高いところに聖天堂、最も高い場所には観音堂、開山堂があり、低い本堂から高い観音堂までは階段状の廻廊が伸びている。全山で紅葉落葉樹が多いが、中でも有名なのは客殿前にある樹齢400年の大カエデ。樹勢の良い大木は美しい紅葉を見せる。有料拝観で観音堂に上がると、お坊さんによるしっかりとした読経と解説があって充実している。
今回は、旅行情報サイトでの人気寺院、紅葉の名所ということで参拝することに。参拝時は休日の夕方で、遅い時間にも関わらず、けっこう多くの観光客で賑わっていた。
境内南東端入口全景。<山門>が見える。
山門の右側に参拝入口がある。
内部拝観入口を兼ねる<庫裏>。内部拝観を後回しにして、先に外を見て廻る。
庫裏の先にある樹齢400年の<大楓>。当寺はこのカエデが綺麗なので、紅葉の名所となっている。
庫裏の先にある地蔵像群。
参道を進んで、左側の<水屋>。
カエデの木の先にある<本堂>。筑前國の神社でよく見かける、5文字が刻まれた石柱がここにもある。
「千如寺」と書かれた扁額。
わずかに開いた扉からみえる、金色の観音像。
本堂から見た<大楓>。内側から見ると、まったく印象が異なるのが面白い。
本堂のさらに奥に進む。
参道右手には小滝に石仏群、階段上の高台に伽藍が見える。
参道突き当りにある<聖天堂>。左に<七福神>、右に<虚空蔵堂>がある。
聖天堂では、「大聖歓喜天」、「三宝大荒神」、「雷三社大権現」を祀っている。
聖天堂に向かって右手にある階段を登って行く。
階段途中で左方向に逸れると<護摩道場>の広場がある。
美しい紅葉と、入口に佇む<修行僧像>。
この奥が<護摩道場>。
広場入口付近の景色。
元の参道に戻って、階段突き当りにある<観音堂>。
<観音堂>正面。
観音堂の横にある建物。
配置はこんな感じ。ここから庫裏の内部拝観入口に戻る。
庫裏に到着。
内部拝観入口はこんな感じ。
庫裏から入って<宝物殿>と<客殿>を通過する。<宝物殿>からの眺め。
<客殿>からの眺め。
大楓の内側。紅葉が色づき始めなので、赤と緑のグラデーションが目を楽しませてくれる。
客殿の後方の<心字庭園>の脇から、屋根付き階段の<回廊>を登って行く。
回廊を登り切ると<観音堂>。像高4.63mの木造千手観音立像(国重文)を祀る。鎌倉時代後期作と推定されている。
参拝時は参拝者が非常に多かったが、20~30人集まるごとに、お寺の方に当寺の解説をしていただける。ご朱印もこちら観音堂内にて。
観音堂の裏手、さらに高いところにある<開山堂>。像高0.7mの木像清賀上人坐像(国重文)を祀る。鎌倉時代後期作と推定されている。
開山堂への廻廊脇にある<五百羅漢像>。
ふたたび客殿まで戻り、<心字庭園>の紅葉。
最後に、当寺のシンボル<大楓>。樹齢400年の老木だが素晴らしい樹勢。(^▽^)/
櫻井神社で一緒に並んでいた方と仲良くなったことがきっかけで、そのまま連れて行って頂きました。
なんと、ホトカミでも見たことのあるお寺だったので、びっくりでした!(そんなにビックリでもないか。笑 でも、投稿をよく覚えていたお寺だったので、テンション上がりました。)
お参りされた方は、ぜひ、400円の拝観料を納めて、上まで登ってみてください。
五百羅漢はもちろんのこと、お坊さんが御本尊の千手観音の前で、読経ならびに、お寺の紹介などもして下さります。
とても心が落ち着くとともに、連れてきて下さった方に感謝です。
ありがとうございました!
五百羅漢像は圧巻。
歴史など
とても美しい・・・
それっぽい写真・・・
階段を登ります。
登る途中で「心字池」を見下ろすことができます。
なかなか「心」の文字には見えませんが、くずし字だからですよね。
いろんな表情。
かわいい。
五百羅漢さまからさらに登ったこちらのお堂では、空海さんが中国で恵果さんから授かったという法具が展示されていました。(触ることもできました。)
「織部灯篭」の文字・・・
我が地元の織部焼きですかね・・・
「勅願道場」という名前のごとく、天皇家との関わりも深く、歴史のあるお寺です。
駅まで送って下さったのですが、「旅の安全を・・・」とお守りをくださいました。本当に感謝です!
雷山の「千如寺大悲王院」。
雷山の中腹で、県道564号線沿い。
無料駐車場がたくさんある。
門をくぐるとすぐ右手の受付で拝観料を払い、建物の中へ。
道なりに階段を上るとご本堂や五百羅漢、開山堂。
本堂でお庭の説明、ご祈祷、ご本尊の説明をしてくれた。20余人で説明等で30〜40分ぐらい。だから前の組みの待ちがあったので結構待たされました。
でもご本尊はすっごい。ご開帳してくれ、思いの外大きく「おおっ!」って声が出たほど。ここは良い!
どれも見応えがあるお寺だけど、特に気に入ったのがご本尊の観音像と、前庭の「大カエデ」。
大カエデは樹齢400年だそうで、大きく伸びた枝が広がり新緑が美しい。
山の中なのでアクセスそんな良くないけど、新緑シーズンでも結構人多かった。
大カエデ
開山堂
「雷山千如寺大悲王院」は糸島にあります。私をお寺に目覚めさせてくれた場所。それ以降も、ピンとくるお寺は正直数えるほどしかありません。
ここは私にとって特別な場所です。
廃仏毀釈の際、民衆が大きな観音像を運んで隠し、守ったという話が残っています。
寺の境内から長い階段を昇っていくと、途中五百羅漢が迎えてくれます。
それらを観ながら観音堂へと向かうと誰の作かもわからない、作成途中の大きな彫刻などを見ることができます。
観音堂は特別拝観させていただきました。
大きなものですが、柔らかな佇まいです。
素晴らしい大楓は、青い季節も燃える季節も素晴らしく人々の目を楽しませてくれます。
神仏習合した時代の、赤い鳥居がひっそりと、森の中に埋もれていました。
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