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国分寺のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年11月09日(水)
参拝:2022年10月吉日
【若狭國 古刹巡り】
国分寺(こくぶんじ)は、福井県小浜市国分にある曹洞宗の寺院。山号は護国山、本尊は釈迦如来。木造薬師如来坐像は国指定の重要文化財。若狭国分寺跡は国の史跡。
奈良時代の741年に聖武天皇の命で奈良の東大寺をはじめ、全国に造られることとなった国分寺の一つ。当寺は東大寺よりも少し遅れ、奈良時代の中頃に創建された。境内の広さは二町四方(218m四方)で全国に60ヶ所ある他の国分寺に比べやや小さめで、五重塔、金堂の跡から建物の規模もこぢんまりとしている。
当初東方にあった地方豪族の氏寺の太興寺廃寺が転用されて当寺に充てられ、平安初期に現在地に新規に建立されたとされる。平安時代中期(10世紀中ごろ)に火災に遭って焼失し、鎌倉時代に再建されたが、戦国時代に焼き打ちに遭っている。かつて金堂が建っていた場所に、江戸時代前期1610年に小浜住人の山田一徳の勧進により釈迦堂が建立され、一度火災で焼失するが、1710年に再建され現在に至っている。
当寺は、JR小浜線・東小浜駅の南東1kmの、松永川と遠敷川に挟まれた平地の住宅街の中にある。幹線道路の国道27号線から100mほど北方に入ったところに、若狭国分寺跡、国分寺古墳とともにある。境内は狭くはないが、構造物は釈迦堂、薬師堂、庫裏、鐘楼のみ。庫裏には拝観受付と刻まれた巨岩があるが、少なくとも参拝時は庫裏は無人だったため、堂宇内は拝観できず。
今回は、若狭國の国分寺であること、薬師如来像が国重文であることから参拝することに。参拝時は休日の午後で、悪天候であることもあり、参拝者は他に見掛けなかった。
国道27号線から近づくと、すぐ右手に駐車場がある。
そばの茂みの中から、写真の<史跡 若狭国分寺跡>の石標を発見。(これじゃ、見えないかも...(^_^;))
そばの茂みの中から、写真の<史跡 若狭国分寺跡>の石標を発見。(これじゃ、見えないかも...(^_^;))
さらに公道を北進すると、右手に境内が見えてくる。
境内南西側の入口全景。控え目な見た目。
入口から入ってすぐ右側にある<鐘楼>。
入口から入って右手前方にある<井戸>。
他に水屋が見当たらないが、手を清めることはできないような?(^_^;)
他に水屋が見当たらないが、手を清めることはできないような?(^_^;)
入口から入って正面突き当りにある<庫裏>。
左側には<拝観受付 若狭国分寺>と書かれた石標があるが、参拝時は無人。
左側には<拝観受付 若狭国分寺>と書かれた石標があるが、参拝時は無人。
南向きに建っている<釈迦堂>全景。古代国分寺の金堂跡に立てられている。
江戸時代中期の1705年建立。桁行5間、梁間5間、入母屋造、鉄板葺(もとは茅葺とのこと)。
江戸時代中期の1705年建立。桁行5間、梁間5間、入母屋造、鉄板葺(もとは茅葺とのこと)。
<釈迦堂>正面。扁額の「国分寺」の文字が古刹らしい雰囲気を醸し出している。
釈迦堂の右側にある、池に浮かんだ社。弁財天か、鎮守社の厳島神社か。どっちでしょう?(。´・ω・)?
弁天様付近から見た境内全景。
※後から分かったことには、この区画の外に、国重文の薬師如来を安置した<薬師堂>が建つ境内があるみたい。
自分は完全に見逃し...涙
※後から分かったことには、この区画の外に、国重文の薬師如来を安置した<薬師堂>が建つ境内があるみたい。
自分は完全に見逃し...涙
最後に、本堂全景。再建とはいえ300年の歴史があるのはスゴイ。(^▽^)/
すてき
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惣一郎1269投稿
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