くらみじんじゃ
闇見神社のお参りの記録一覧
延喜式式内社 正五位闇見神社 毎年4月5日に行われる闇見神社例祭神事が有名。大御幣搗きでは、長さ6尺の松の生木でできた大御幣を地面に強く打ちつけながら社殿に向かう。その後に神輿の渡御があり、神輿の前で王の舞と獅子舞が奉納される。
【若狭國 式内社巡り】
闇見神社(くらみ~)は、福井県三方上中郡若狭町成願寺字御手洗水にある神社。式内社で、旧社格は郷社。主祭神は沙本之大闇見戸賣命、配祀神は菅原道真公、天照大神、合祀神は建御名方命、八坂刀賣神、火軻遇突智神、表筒男命、中筒男命、底筒男命、大山咋神、別雷神、玉依姫、賀茂健角見命、國懸神、日前神、應神天皇、神功皇后。
創建は不詳だが、『若狭国誌』には「創建以後、一千年余りに及ぶ」と記載されている。平安時代の927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「若狭國 三方郡 闇見神社 小」に比定されている。江戸時代初期の1645年には小浜藩主・酒井忠勝公より華表(鳥居)の造立を受けている。江戸時代末期の1846年に近隣民家の火災で類焼し古文書などを焼失したが難を逃れた。明治時代に入り、近代社格制度のもと郷社に列した。
当社は、JR小浜線・十村駅の南南東2km弱の耕作地の東端、小高い山の西斜面の森林の入口にある。周辺には住宅等はなくポツンと存在しており、境内の広さも不明。神社として使用している敷地の広さはやや大きめの旧郷社といったところ。一段高いところにある神域は、中央に壁のない拝殿があり、その両側に社務所棟があって、奥のさらに高いところに本殿があるというシンプルな造り。
今回は、若狭國の式内社であることから参拝することに。参拝時は休日午後で、あいにくの悪天候もあり、自分以外には参拝者はいなかった。
境内西端入口全景。人里離れた森の入口にあるイメージ。
振り返ると長い参道が伸びている。
参道左側にある<手水舎>。
手水盤の底には、いろんな色のビー玉が敷き詰められていてとってもキレイ。(o^―^o)
境内入口の<鳥居>。真っ赤な扁額が印象的。
鳥居をくぐって階段を登って行く。左側には極太の注連縄が巻かれた古巨木が立っている。
階段を登り切ったところからの眺め。
参道右手の建物。手前が<御祈祷所>、奥は<神輿庫/祭器庫>かな。
参道左手の<社務所>。
参道突き当りの建物。<神楽殿/舞殿>かな。
神楽殿から廻り込んで、後ろの<本殿>へ進む。
<社殿>全景。一段高いところにあって、石製瑞垣に囲まれている。
階段上左側の<狛犬>。現代的なオーソドックスなタイプ。
階段上右側の<狛犬>。
<社殿>正面。中央上部の彫刻がかなり凝っていて、<下り鳳凰>が彫ってある。
<社殿>正面奥。扁額が3つ掛かっていて、左から順に<天照皇大神>、<闇見神社>、<天満大神>とある。
真っ赤な神社幕に梅の紋があるのは、古くは天満宮として親しまれたということかな。
社殿から振り返って境内全景。
最後に<社殿>全景。背の高い社殿に長く大きな向拝という造形は、同じ若狭國の式内社「阿奈志神社」の社殿とよく似ている。(^▽^)/
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