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みしまじんじゃ

三嶋神社の御由緒・歴史
愛媛県 伊予小松駅

ご祭神大山祇大神(おほやまつみのおほかみ)
高龗大神(たかおかみのおほかみ)
雷大神(いかづちのおほかみ)
ご由緒

元明天皇の和銅5年(712年)8月23日、勅詔によって国司河野伊予守越智宿禰玉興、玉澄が井出郷の総鎮守として大山祇神社より勧請された古社で(一書に曰く聖武天皇の御宇天平年中河野益雄御勧請とも云)国司領主の崇敬厚く、河野家より境内八町四面の永代赦免状と寄附状の朱印があった。
 後に井河神を開発の守護神として合祀し、その後、寛永15年(1638年)小松藩主一柳直頼公が入封して本殿再建し、歴代の藩主も社殿修覆、領内主席神社として、参勤交代の節は道中安全祈願を行った。嘉永7年(1854年)にこの船山に遷座され、頂上に祀られし船山八幡宮を本社に合祀し、明治5年村社となり、明治28年1月31日郷社に列格した。
 花陵神社は嘉永7年に本社をこの船山の地に遷宮の時、古墳を開掘して石棺の人骨、副葬品を多数に出土し、一部を帝室博物館に、残りを花陵神社に奉斎しその霊を神として祀っている。この当時の様は舟山騒動の芝居の起因として世に知られている。
 10月17日の秋祭には、だんじり10数台が、五穀豊穣と家内安全の祈りを込めて、境内で絢爛豪華な練りが奉納されている。

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