鎌大師堂のお参りの記録(1回目)
愛媛県大浦駅

【鴻乃山（こうのざん）鎌大師堂（かまだいしどう）】
本尊：弘法大師
宗派：曹洞宗
開基：弘法大師
　鎌大師堂は、愛媛県松山市下難波、腰折山の麓に位置します。弘法大師（774-835）がこの地を訪れた際、泣きながら草を刈っている童子に出会いました。訳を聞くと、疫病で姉を亡くし、弟も瀕死の状態で、このままでは皆死に絶えてしまうといいいます。そこで大師は童子の持っていた鎌で木片に自らの像を刻み、病気平癒を祈るように教えて立ち去りました。童子がそのとおりにすると、病人は快癒し、疫病も消滅しました。その像を本尊として御堂を建て祀ったのが「鎌大師」のはじまりとされます。

　鎌大師堂の裏にある腰折山でちょうど国指定天然記念物のエヒメアヤメが見頃となっているようなので、久しぶりに訪ねました。