天台宗
竜角寺のお参りの記録一覧
709年に創建したとされるお寺。日本に仏教が入ってきた頃に創建されました。龍角寺古墳群近くにあり、浅間山古墳や岩屋古墳の近くにあることから豪族のランドマークが古墳からお寺へ変遷する過程がわかりやすく読み取れる点で貴重です。本尊は頭部だけ当時のものが残っており、風土記の丘資料館でレプリカを見ることができます。
考古学的には創建当時の三重塔や金堂の礎石が見られ、また旱魃を救った印旛沼の龍伝説が伝わっています。
境内の片隅には境内社や石像物に混じって校倉造の史料庫があります。これは三里塚の御料牧場から移築したものだそう。
考古学徒だった頃に訪れた、関東最古級の寺院です。
豪族が建てた力の象徴が前方後円墳→方墳→寺院に移り変わるさまを1箇所で体験できる学術的価値の極めて高い場所です。
大半の寺院に同じく、今は礎石しかありません。
春に訪れました。
地面に岩が埋まっているのが分かるでしょうか。
ここに太い柱が乗って大きな寺院が建てられました。
礎石を用いる建築が日本に導入され、大きな寺院の建立は有力者にとって見栄を張るツールとして有用になりました。
配置が云々みたいなことも勉強しましたがもう忘れつつあります...
寺院としての役割を終えてからの伝承でしょうか。
ひときわでかい礎石。
境内の隅に発掘区画のような跡がありました。どっかの大学が発掘したそうです。
岩屋古墳です。龍角寺から20分くらい歩きます。
最近小山田古墳が大きな方墳として有名になりましたが、日本一の方墳はこいつです。
なぜか蕨が大量に生えていて、母親が嬉しそうに採取していました。
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