天台宗
妙覚寺のお参りの記録一覧
付近一帯の天台宗寺院を束ねる本寺であり県内最古級のお寺でもあります。
前回参拝した時にいらっしゃった住職の奥さんはおられなかったようなので向拝の彫刻と裏の池だけ見ました。
彫刻の作者は波の伊八で、中央に龍、両側に波と犀が配されています。
隣の山は令和元年台風で派手に崩落したそうで、現在は砂取場のようになっていました。
中世以前からある、極めて歴史的価値の高いお寺。
かつては法相宗(仏教伝来直後の宗派)だったそうです。
改宗したんだとか。
小さくて可愛らしい山門の彫刻。
横幅が広め。
この構図と同じやつどこかで見たことあるんですけど、思い出せません。
龍の両脇に波と麒麟。
無銘ですが、龍の特徴や波の立体感から初代伊八の作品と分かります。
追記:市之郷の真福寺本殿でした。
地元の文化財担当が波の伊八だろうって言ってたそうなので安心して主張できます。
躍動感ありますね。
お寺の方が開けてくださいました。
本殿の彫刻は作者が分かっておらず、これから調査するそうです。
本殿も伊八では?と思いましたが、奥行きがそれっぽくないなと思ったり。
ふっくらして可愛らしい斑模様の獅子。
たいてい筋骨隆々か細マッチョのどっちかなので、こういうのは珍しいそうです。
伸びやかな獅子。
毎年出仕表。
「末寺院総出仕之事」とあるとおり、毎年決まった日付に30近くあった末寺の住職さんが集まります。末寺は半分ほどに減ったそうですが、今も同じように集まってるんですって。
どおりで広いわけです。
この地域の学問発祥の地。
屋根裏部屋に集まって学んだのが始まりだそうです。
そんな感じでしばらく喋ってました。
昔は伽藍がいくつもあっただろうとか、県内最古かもしれないとか、いろいろ興味深い話が聞けました。
阿弥陀堂。
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