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智弘院の限定御朱印|千葉県永田駅

11月
1

熊手

日程:2020年11月01日(日)〜
投稿日:2020年10月28日(水)
11月からの御朱印です。

浅草酉の市は毎年賑わう日本の風物詩。今年は三の酉までありますね。

祀られているのは、鷲に乗った妙見大菩薩であることをご存知の方はどれ程おられるでしょう。

千葉県茂原の鷲山寺には、日蓮聖人が感得した妙見大菩薩が祀られており、江戸時代になって末寺の浅草長國寺に鷲妙見大菩薩が勧請され、お酉さんとして賑わうようになりました。

智弘院のある細草の旧跡、細草檀林も創建当初より鷲山寺と関わり深く、智弘院にも妙見様が祀られています。

さて、御朱印は「熊手」

書は、法華経化城喩品第七の経文です。

諸人既入城 
心皆大歓喜
しょにんきにゅうじょう
しんかいだいかんぎ
 
(意)大勢の人々で賑わい、誰もが安心して、心から大いに喜び溢れ暮らしています。


法華経に説かれる化城宝処(けじょうほうしょ)の喩えの一文です。

喩え話
非常に珍しい宝物のある場所は遠く離れた所で、しかもそこへ行くには山あり谷あり砂漠ありで、非常に困難な道でした。

たった一人、この道のりをよく知る大変な智慧者がいました。皆は彼をリーダーに選び、案内にしたがって宝をめざし出発しました。

しかし道があまりにも険悪、途中まで来て疲れはててしまい「宝物などどうでもよい、やめて引き返そう」などと言い出すものが出てきます。

リーダーは「ここでやめては何にもならない。一つ手段をこうじてみんなを励ましてやろう」と考え、道のりの半ばを過ぎた頃に、不思議な力で目の前に立派な城を出現させます。

「着きました!彼処です!」
宝よりも先に、皆は大いに喜んで城の中に入って、心身の疲れを癒し、安らかな気持ちになれました。
あれ、ところで宝は何処だろう?

するとリーダーは、この幻の城(化城)を消してしまい、再び皆に告げました。

「みなさん、目的地はこの城では無いのです。ここで充分休め元気を取り戻したのではないですか。宝物のある所はすぐ近くです。さあ、出発しようではありませんか!」

こうして励まされ、皆は助け合って努力し、ついに目的の宝のある場所にたどり着くことができました。
という話です。

人生の旅には、休息や余暇、楽しみも必要です。
また、目的も見失う程、苦しみ疲労してしまうこともあります。
疲れを癒すことも大事、急がば回れと言うように、横道それる事だって為になることがあります。

特に、人を導く者、教える立場の者は、目先にとらわれず、皆を休息させたり、やる気を持続させる事が大切ですね。
それが方便というもの。

リーダーは、もちろんお釈迦様です。
宝処とは真理。この上ない幸福感であり、悟り、成仏ということです。
智弘院の御朱印
熊手

すてき

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