11月の限定御朱印「たき火」
です。
可愛い鳥さん🐥がいるからって、焼き鳥ではないですよ!
さつまいも😊焼きいもが美味しい季節ですね。
書は、「火不能焼水不能漂」
法華経薬王品には「法華経を信じる者を、火も焼くことができない、水も漂わすことができない」という経文があります。
よく御札などに書く災難除けの経文です。
地震や津波や火災など、火や水の恐ろしい災害を、大きな力で遠ざけ、逃れさせると法華経で説かれているわけです。
また、火と水によって表すものとして「火も焼くこと・・」とは、煩悩の燃えさかる炎にも焼かれることなく、「水も漂わす・・」は、怨みや妬み風聞が渦巻く中にあっても流されることなく、苦を楽に、迷いを悟りへと転じていくことができると、法華経の利益を示しています。
日蓮聖人は経文の解説に「御義口伝」で「火とは阿鼻の炎なり。水とは紅蓮の氷なり」と教えておられます。
【阿鼻の炎】
阿鼻地獄の炎のこと。
大智度論に説かれる阿鼻地獄は、八大地獄の最下層に位置し、地獄における寿命は人間界の時間では349京2413兆4400億年に当たるとされます。
【紅蓮の氷】
紅蓮地獄の氷のこと。
八寒地獄の第七で、ここに落ちた者は、寒さのために皮膚が破れて血が流れ、紅色の蓮の花のようになるとされます。
法華経信仰の功徳は、読誦し思索し、一人にでも説くことで得られる福徳 は無量無辺で、火で焼くこともできず、 水に漂わすこともできない、とは地獄に堕ちることはないという安心を示しています。
11月限定御朱印
たき火