ぐぜいいん
弘誓院のお参りの記録一覧
谷地に囲まれたお寺。本堂は江戸時代初期からある貴重な建物です。向拝柱には地紋、蟇股には迦陵頻伽の彫刻があります。境内の大銀杏も信仰対象になっています。
東葛印旛大師第八十三番。毎年ゴールデンウィークに正式名准四国八十八ヶ所大師巡拝(送り大師)が行われます。今年は2024年5月5日(日)朝9時、最終日の発地です。
平成21年、2009年には結願地といわれる栄えある巡拝最終地となり、練り込み行列や稚児行列、御詠歌唱和奉納など催し物が盛大に行われました。本堂前の木柱は結願式の際に御開帳され、向かって左のパゴダ型石塔は結願式の地に選ばれた記念に建てられました。
東葛印旛大師第八十三番ですが、他の番号の札所石碑も境内にちらほら置いてあります。天満宮入口に三十五番、弁天池手前に三十□番、手水舎後ろのフェンス内と墓地入口にある雷にうたれた枯れ木の根本の2箇所に番号不明瞭、神仏分離前は一緒だったと思われる熊野神社に三十七番があります。
本堂前に東葛印旛大師(送り大師)結願式に建てられた木柱碑があります。
結願の地に選ばれた記念碑
鐘楼の階段から全景を拝めます
本堂の柱の彫刻
延命地蔵菩薩のお堂脇にある柏市作成の昔話YouTube動画案内
弁天池と弁財天様
弁天池に滝が設えられ小さな不動明王が安置されています
手水舎後ろの東葛印旛大師の石碑
墓地入口脇の東葛印旛大師の石碑
本堂から御朱印のある墓地事務所へはこの入口から行きます。
授与品。うさぎのお守りがたくさんあります。
墓地。白い塀の場所はかつては萩の土手でした。
駐車場は2箇所。下の駐車場は我孫子駅から手賀大橋、道の駅、手賀の杜を経由して来るとき便利。
天満宮。弘誓院と熊野神社の間。弘誓院に菅原道真公がお祀りされているとあるのでお寺の末社ではないかと。
天満宮扁額
天満宮の東葛印旛大師第三十五番札所
天満宮と弘誓院本堂側の墓地
下総観音霊場三十三番の第三十三番札所。東葛印旛大師第八十三番札所。
真言宗豊山派。文化財の秘仏聖観世音菩薩坐像があります。寺紋は千葉氏傍系や平将門の家紋でもあった九曜紋。隣町泉の龍泉院が同じ九曜紋をあちこちに配するのとは対照的に弘誓院さんは真言宗豊山派の宗派紋を前面に出し、九曜紋は交通安全ステッカーでしかお目にかかれません。
正式寺名は蓬莱山弘誓院福万寺。「柳戸(やなど)の観音様」。九世紀はじめに行基が開山し、本堂は江戸初期の建立で柏市内きっての古建築です。
北と南を崖地に挟まれた谷津(低地)に゙建ち、周囲が耕地であるのを見てもわかるように水が豊かで、弁天池があります。石像弁才天像は新しいですがその側に歴史を感じられる木造弁才天像と童子像安置のお社があります。
南側は鐘楼と柏ひがし聖地公苑という墓地になっていて、お彼岸なのでお墓参りの方が多数いました。
墓地の管理事務所に授与品が置かれ、お守り、書き置き御朱印、御朱印帳を拝受できます。本堂の側にも授与所と思われる建物があり、イベント時等に使われているようです。
友人のお彼岸お墓参りに同行したので、墓地管理事務所が運行する我孫子駅発着マイクロバスに乗せていただきました。
本堂
本堂の山号
聖観世音菩薩
鐘楼への階段
鐘楼
秘仏聖観世音菩薩坐像の文化財説明
文化財説明
延命地蔵菩薩のお堂
大師堂
大師堂の御詠歌
大師堂と延命地蔵堂の間に、真言宗では大日如来の化身とされる不動明王石仏があります。
弁天池にかかる弁天橋
弁才天石像
木造立像の弁財天と脇侍
手水舎
管理事務所にある授与品。交通安全ステッカーに九曜紋。
管理事務所休憩処にある可愛い六地蔵
墓地の永代供養墓
こちら近辺に行く用事があったので伺いました。
駐車場は有りますが、自分は隣接する霊園の駐車場に駐めさせて頂きました。こちらの霊園の事務所で御朱印を頂けます。
かなり細い道を入るので、初めてだと不安になるかも…
下総三十三ヶ所観音霊場33番・東葛印旛大師八十八ヶ所霊場83番・下総四郡八十八所霊場83番…となっているようです。
ご神木は大銀杏だったので、秋はまた景色が変わるんだろうな。また近くに行ったときは訪れようと思います!
書き置き御朱印
隣接する霊園の事務所にて拝受出来ます
正面、本堂
鐘楼
弁財天様
道は修理中と案内書きがあったので、これより近寄るのは避けました
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