なごじ
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那古寺のお参りの記録(1回目)
投稿日:2021年05月02日(日)
参拝:2020年3月吉日
那古寺(なごじ)は、千葉県館山市にある真言宗智山派の寺院。山号は補陀洛山、院号は千手院。本尊は千手観世音菩薩。坂東三十三観音33番札所で結願寺。通称、「那古観音(なご~)」と呼ばれる。
寺伝によると、僧・行基が元正天皇の病気治癒のために当地を訪れ、海中から霊木を得て千手観世音菩薩を刻み祈念すると天皇の病気が平癒し、その後天皇の勅命により那古山の頂上に当寺が建立された。その後、武家の篤い信仰が続き、源頼朝が七堂伽藍を建立、千葉氏、足利氏、里見氏が帰依し、徳川幕府からも寺領を受けた。
当寺は、JR内房線・那古船形駅の南東1kmにあって、徒歩10分。車だと富津館山道路・富浦ICから南に3km。館山エリアの平地から一段高くなった那古山にあって、境内からは館山湾が見渡せる。境内は、平地に寺務所等、中段に主要堂宇、上段(那古山山頂)に潮音台という展望広場という構成になっている。堂宇はコンパクトにまとまっているので参観しやすい。
参拝時は週末の午後で、観光地・館山にあることもあって、それなりの数の参拝者が来ていた。
寺伝によると、僧・行基が元正天皇の病気治癒のために当地を訪れ、海中から霊木を得て千手観世音菩薩を刻み祈念すると天皇の病気が平癒し、その後天皇の勅命により那古山の頂上に当寺が建立された。その後、武家の篤い信仰が続き、源頼朝が七堂伽藍を建立、千葉氏、足利氏、里見氏が帰依し、徳川幕府からも寺領を受けた。
当寺は、JR内房線・那古船形駅の南東1kmにあって、徒歩10分。車だと富津館山道路・富浦ICから南に3km。館山エリアの平地から一段高くなった那古山にあって、境内からは館山湾が見渡せる。境内は、平地に寺務所等、中段に主要堂宇、上段(那古山山頂)に潮音台という展望広場という構成になっている。堂宇はコンパクトにまとまっているので参観しやすい。
参拝時は週末の午後で、観光地・館山にあることもあって、それなりの数の参拝者が来ていた。
入口の<仁王門>。江戸時代後期の再建。平地から一段高くなった<那古山>中腹にある。(ちなみに、那古山は標高83m。笑)
仁王門をくぐる。両サイドに金剛力士像。
左側の<阿形金剛力士像>。水色の刺し色が、かなりクール。
右側の<吽形金剛力士像>。
仁王門をくぐったところ。左が海側、右が山側。
参道左手(海側)にある<水屋>。
つづいて参道左手(海側)にある<鐘楼>。4代目で1976年再建。
参道右手(山側)にある<阿弥陀堂>。2代目で、江戸後期の再建。
中に安置されているのは、鎌倉時代に造られた<阿弥陀如来坐像>。
中に安置されているのは、鎌倉時代に造られた<阿弥陀如来坐像>。
つづいて参道右手(山側)にある<多宝塔>。2代目で、江戸中期の再建。
当寺で変わっているのは、写真左側に写る、メインの建物<観音堂>が横(左)を向ていること。つまり参道は<観音堂>の側面に突き当たる。
当寺で変わっているのは、写真左側に写る、メインの建物<観音堂>が横(左)を向ていること。つまり参道は<観音堂>の側面に突き当たる。
参道突き当りにある<観音堂>。参道突き当りで数段上がって、左側(海側)に回り込む。2代目で、江戸中期の再建。現在、修復工事中。
中に安置されている<銅造千手観音像>は、国指定の重要文化財。「圓通閣」の扁額は、江戸幕府老中・松平定信の筆。
<観音堂>の前の景色。海の向こう側には、館山湾の反対側が見える。
観音堂の向こう側、境内南西端にある<日枝神社>。「山王権現」と呼ばれた当寺の鎮守社で裏鬼門を守る。明治以降、当寺の管理外に。
観音堂の向こう側、山側にある諸堂。下段左は<大黒堂>、下段右は<地蔵祠>。上段左は<龍王堂>、上段右は<岩船地蔵堂>。
上の2堂は硬い岩を削って造られている。
<龍王堂>からの眺め。遠くの海の眺めがさらに良い。
<観音堂>からの伽藍の眺め。写真右側の建物は<納経所>。御朱印はこちら。
この伽藍で自分が一番気に入ったのは<多宝塔>。建物として造形がきれい。
伽藍とは一段下がった平地にある<本坊>。建物前両脇にある<大蘇鉄>は、江戸後期に一力長五郎という力士から寄贈されたもの。
境内入口から<本坊>を望む。なにげに立派な巨古木が何本も立っている。右側は広い駐車場。当寺はドライブにおすすめ。
すてき
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惣一郎1269投稿
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