真言宗智山派
久渡寺のお参りの記録一覧
久渡寺は津軽三十三観音霊場の一番札所なのですが参拝したことがなく、この日はギャラリーで開かれていたゆうれい展で、久渡寺にある応挙の幽霊画(レプリカ)を見たことだし…と向かいました。
駐車場に車を止め、ビックリするほど長い石段を登りようやく到着。この日は灯籠供養でもあるのかお忙しそうな中にも関わらず丁寧に対応してくださり、有難く御朱印を頂戴致しました。
御朱印を頂いてる最中ふと、「もう少しで平成の年号で頂く御朱印も終わりだな〜」と気づき、なんとなくしんみり…。
さて、この久渡寺には寺宝として、先程も書いた円山応挙の幽霊画の掛け軸があります。
この円山応挙の掛け軸は「返(反)魂香之図」という物で、応挙の落款は無いもののこの幽霊画が最初に書いたものだ箱書きされてるいるとの事。
書かれている女性の幽霊は応挙の妻だとされています。
幽霊を見たことの無い応挙が納得のいく幽霊画がかけない…と悩んでいた時に応挙の妻が自ら命を断って幽霊となり現れたそう。
幽霊画自体はおどろおどろしいものではなく、儚気な優しい表情をしています。
こちらの本物は毎年、応挙の妻の命日に当たる旧暦の5月18日に正午から一時間だけ供養の為に公開しているそうで、今年は公開がすでに終わっています。(この掛け軸を公開すると不思議と雨が降るそう)
ちなみに本物の幽霊画が古くなり修復の為の寄付も募っていたので僅かですが寄付してきました。
この横には駐車場と売店があり、腹ごしらえも出来ます。
ひたすら登り道。上に行くに従って階段の幅が狭くなるのでご注意を。
登って振り返ると結構爽快です。(ただし息切れが半端無い)
中は撮影禁止です。
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