七高山神社

秋田県 下湯沢駅

社記によれば、天平勝宝749-757年中の創立と伝えられる。
　高寺の城主小野寺甲斐守先祖より当社の霊地なるを崇敬し社殿再建し社領10石、その後慶長年中落城して禄を失うも、宝永正徳1704-1716年中、佐竹氏より社領3石寄付せられ明治三年まで続く。
龍泉寺近くの脇道をには石造の鳥居が見え更に進むと山道の参道をなり、30分ほどで七高山神社。境内には七高山と刻まれた石碑と、当国三十三行塔－文化三年の石柱が建てられ、傍らにはかなり浸食が進んだ三十三観音石仏が並ぶ。奥の院には当時の山岳修験道場の跡や佐藤信淵の逸話も残り、羽後町指定史跡となっている。