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東海市熊野神社の日常(63回目)愛知県高横須賀駅

七夕の短冊

投稿日:2023年06月20日(火)
 七夕の短冊をお書きになられる方は、授与所までお声かけください。
 短冊とペンをお渡しさせていただきます。
 お書きになられた短冊は、夏越祈願祭のあと、旧暦七夕(令和5年は8月22日)頃まで、境内の笹竹に飾らせていただきます。
 
 また、7月半ばまでには、東海市大田町の神谷生花さまよりご奉納賜りました、風鈴も境内に飾らせていただきますので、そちらもお楽しみに♪

〜七夕のお話〜
 七夕は、棚機(たなばた)という日本古来の禊行事の一つで、棚機女(たなばたつめ)と呼らかな川の水辺の機屋(はたや)に籠って心を込めて織った着物を棚に供え、笹竹を飾って人々の穢れを祓い、神様をお迎えして秋の豊作を祈るものでした。

 一方、中国では、琴座のベガこと織女星は裁縫の仕事、鷲座のアルタイルこと牽牛星は農業の仕事をつかさどるとされており、年に一度の二人の逢瀬を祝う乞巧奠(きっこうでん)という行事が催されると同時に、織姫にあやかり機織りひいては様々な手仕事が上達するよう願います。

 奈良時代の遣唐使によって、乞巧奠が日本に伝わると、そのれまで禊としての側面が強かった棚機の行事と合わさり、詩歌や裁縫の上達を願って星に願いを捧げ、梶の葉に和歌をしたためる宮中行事となりました。
 現代では、笹竹に様々な願い込めた短冊や厄除けの飾りを吊るし、織姫と彦星の逢瀬を祝う五節句の一つとして継承されています。
東海市熊野神社(愛知県)
七夕の短冊

すてき

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