“導”御朱印について

　松の内も明け、凛とした冷たい空気に、風花が美しく輝くこの頃、皆さまお健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。
　今年はありがたいことに、大晦日から穏やかな天候が続いており、新年の参拝へもお出かけしやすかったのではないでしょうか。

　初詣の際は、熊野の大神さまの御前において、皆さまそれぞれが新しい年の誓いをたてられたことと存じます。
　熊野信仰のひとつに、熊野の山中で道を見失った皇軍の案内をして勝利に導いた八咫烏の神話があります。
　当社におきましても、その八咫烏にあやかったお守りやおみくじを授与させていただいたり、また、新年からはAR八咫烏が境内を飛翔しております。
　この度、皆さまが新年の誓いを成し遂げられるよう想いを込めて、当社の権禰宜が京都へ出向いて伝統的な手法で奉製した和紙に、宮司が”導”という文字を書き入れた御朱印をご準備させていただきました。
　なお、右上に押印した八咫烏の木版印は、先代の栄宮司が奉製したものです。

　こちらの御朱印は、神職手作りの招福だるまをお付けして、旧正月の1月22日から社頭のみ5枚限定で授与させていただきます。