投稿日:2021年10月19日(火) 16時45分56秒
十一月一日より授与開始の新嘗祭限定御朱印には、氏子の坂良男さんからご奉納賜りました「あいちのかおり」の玄米をお付けして授与させていただきます。
なお、郵送での授与については、後日改めてご案内させていただきます。
——————————————————————
十一月二十三日に行われる新嘗祭(にいなめさい/しんじょうさい)は、五穀豊穣を祈念して二月十七日に行われる祈念祭(きねんさい/としごいのまつり)と相対するお祭りです。
「日本書紀」によると、天照大御神が斎庭(ゆにわ)の稲穂を天孫瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)に授けられたことに、日本の始まりが位置付けられ、以後我々日本人は二千年以上にわたり稲作を中心とした営みを紡いできたことを考えると、新嘗祭と祈念祭は日本人にとってとても大切な文化であるといえます。
また、「新」は新穀を「嘗」はお召し上がりいただくことを意味し、収穫された新穀を神に奉り、その恵みに感謝し、国家の安泰と国民の繁栄をお祈りします。
当社では、抜穂祭にて氏子の坂さんの田んぼにて、坂さんのご指導の下、宮司自ら抜き取らせていただいた「あいちのかおり」の稲穂を新嘗祭にてお祭りさせていただきます。
また、新嘗祭限定御朱印には、豊かに実りこうべを垂れる稲穂と豊作の米俵、そのおこぼれをもらうスズメたち、秋の空を彩るトンボを配置し、来年も再来年もこの加木屋の地に広がる田畑が豊作であるよう祈りを込めて、ご準備させていただきました。
同じく坂さんからご奉納いただいた「あいちのかおり」の玄米をお付けさせていただきます。
![東海市熊野神社(愛知県)]()
坂良男さん奉納玄米
![東海市熊野神社の授与品その他]()
新嘗祭限定御朱印
![東海市熊野神社のその他建物]()
坂良男さん奉納玄米
![東海市熊野神社のお祭り]()
坂良男さんの田んぼにて抜穂祭
![東海市熊野神社のお祭り]()
坂良男さんの田んぼにて抜穂祭