抜穂祭（ぬいぼさい）

本日十月三日の一粒万倍日に、氏子の坂良男さんの田んぼへおじゃまして、坂さん指導の下、宮司自ら、十一月二十三日の新嘗祭でお供えする初穂を抜かせていただきました。

坂さんは今年で九十一歳になられ、半世紀以上にわたり加木屋の発展を見守られてきました。
百歳まで元気に田んぼを耕して、新嘗祭の新穂を奉納することを目標にされておられます。
百歳といわず、これからも末永くお元気で、美味しいお米を作っていただけますように。

本日抜き取らせていただいた初穂は、一部を床の間へ飾らせていただき、その他の大部分は天日干しして根の土を払って新嘗祭にてお供えさせていただきます。