コロナ鎮静祈願限定御朱印お知らせ

　十月三十一日のハロウィンにちなんで、十月限定御朱印には、日本の疫病除けの妖怪が勢ぞろいします。コロナ第五波は収まりつつありますが、既に第六波が懸念され、予断を許さない状況にあります。そんな中、当社では十月一日にコロナ鎮静祈願の祭式を斎行いたします（感染症予防対策のため神職のみで斎行）。

　十月一日より授与開始のコロナ鎮静祈願限定御朱印は、祭式のお撤饌として、瓢箪作家の竹内昌子さんから制作奉納賜りました千成瓢箪をお付けして授与させていただきます。

　なお、こちらの御朱印は限定五十枚限りとさせていただきますので、ご希望の方はお早めにご参拝ください。
　郵送での授与については、後日改めてご案内させていただきます。

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　十月三十一日のハロウィンは、ケルト人文化が起源であるとされています。ケルト人は、一年の終わりを十月三十一日とし、秋が終わり冬の始まりと共に、祖先が家族を訪ねてくると考え、魔物が紛れ込まないように魔除けの火を焚きました。しかし、現代においては、仮装姿の子供たちが家々を訪ねてお菓子をもらう恒例行事として、広く世界的に祝われています。

　そんな楽しいお祭りハロウィンにちなんで、十月の限定御朱印には、日本の疫病除けの妖怪たちが勢ぞろいして、一日も早いコロナ終息を願います。右上から、アマビコ・マンボウ(蔓延防止)・ヨゲンノトリ・アマビエ・神社姫・白澤が並び、幸運を招く霊鳥が「祈コロナ鎮静」の幟を掲げます。椰の葉の髪飾りを付けたアマビエは、当社の禰宜がデザインしたオリジナルのものを手書きし、鱗も一枚ずつ丁寧に貼り付けました。

　また、お撤饌の千成瓢箪は、当社の宮司が同じく宮司を務める大府市米田町の神明社の氏子の竹内昌子さんが、「無病息災」の願いを込めて制作奉納してくださった貴重なものです。瓢箪作りはとても時間がかかる大変な作業ですが、五十個もの千成瓢箪を制作していただきました。竹内さんの所属する大府愛瓢会の作品は秋篠宮殿下献上品に選ばれたことがあり、竹内さん自身も大瓢箪の制作で日本愛瓢会大会の金賞を受賞しておられ、当社の拝殿にもご奉納いただいた立派な作品（大瓢箪・十成瓢箪・百成瓢箪・千成瓢箪）を展示させていただいております。

　手洗い・うがい・マスク・ソーシャルディスタンスを徹底して、一日も早く平穏な日々が戻りますように。