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2022年08月17日(水) 08時56分 byハイチュウ

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弘仁9年(818)弘法大師が熱田神宮の信託により創建したと伝わる古刹。
創建の際、井戸を掘ったところ清水があふれて池になり白蓮華が出てきたことが寺の名前の由来。
弘法大師がこの付近に発生した怪奇な黄蜂を退治し蜂塚を築いたといい、その蜂塚が転じて蜂須賀という地名になったといいます。
文永元年(1264)良敏上人が弘法大師自作の尊像を移して再興。
慶長18年(1613)蜂須賀家政により寺領50石が寄進され、続いて本堂、客殿、仁王門などを寄進し蜂須賀家の菩提寺としても知られている。
古くから地域では「蜂須賀の弘法さん」として親しまれ『尾張名所図会』にも描かれている。
入口の仁王門は蜂須賀家の寄進によるもので寛永20年(1643)に建立された。濃尾地震にも耐えて創建当時から残る貴重なもの。
広い境内には大師堂、庫裡、客殿などが並びます。仁王門以外のこれらの建物は、明治24年(1891)の濃尾地震で倒壊したのちに建て直されたもの。再建の際には蜂須賀の和菓子屋である「松屋」を経営していた源助と柳右衛門という親子が金策に走り、その石碑が境内にあります。
真言宗の古刹として文化財も多く、金剛界及び胎蔵界曼荼羅、藤原時代のものと伝わる木造仏頭、法華経紫紙鎌倉版などがある。
普段は直接の見学はできませんが、蓮華寺庭園があります。県下でも貴重な古式の庭園といいます。
毎年4月第3日曜日には蓮華寺の法会である二十五菩薩来迎会が行われ、本堂に向かって設けられた来迎橋から観世音菩薩を先頭に25の菩薩が来られます。菩薩様になでてもらうと厄難が取り払われるといい、当日は多くの人々で賑わいます。法会でかつて使用されていた二十五菩薩面が文化財に指定されました。当日は蜂須賀家が阿波城主になった縁もあって,阿波踊りが大勢の人で踊られます。
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