塩付街道馬頭観音のお参りの記録(1回目)
愛知県吹上駅

塩付街道に面した馬頭観音像とお地蔵様です。
塩付街道とは前塩浜（今の名古屋市南区星崎辺り）で作られた塩を内陸へ、信州まで塩を運んだ街道です。
江戸前期は100ヘクタールもの塩浜（塩田）がありましたが、新田開発や瀬戸内塩のシェア拡大で江戸後期は17ヘクタールに減少したと名古屋市南区の町めぐりサイトに紹介されています。馬頭観音様は街道を行く人馬の安全を願って安置されたのですね。

馬頭観音様の頭の馬は鼻先が丸くて競馬の競走馬ぬいぐるみのようです。大きく綺麗な前垂れで着飾られていたため、彫られている文字が読めないのが残念でした。
お地蔵様は石肌からまだ新しいようで後から安置されたのではと思われます。