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楽しみ方厳島神社のお参りの記録(2回目)
投稿日:2025年09月23日(火) 06時41分05秒
参拝:2024年3月吉日
前回の参拝から二か月余りが過ぎ、久しぶりに足を運んでみました。境内は以前と変わらず、都会の中にありながら静謐な空気を保ち、訪れる人の心を落ち着かせてくれます。厳島神社という社号のとおり、水にゆかりの深い市杵島姫命が祀られており、境内に立つと縮小版運河のように水が流れ、どこか清らかさを、思わせる雰囲気が漂っていました。
由緒書によれば、こちらの神社では毎年十月十六日に「甘酒祭」が行われてきたとのことです。この祭礼では、かつて地域を潤していた御伊勢川、別名笈瀬川の清流を用いて甘酒を仕込み、神前にお供えして悪疫退散を祈願する慣わしがありました。清らかな水を使った甘酒には、疫病を退ける霊験があると信じられていたそうです。御伊勢川は下流に下るにつれて中川と名を変え、この地名は今日の中川区の名称の由来ともなっています。しかし近代以降、中川運河の開通とともに川の流れは暗渠化され、往時の姿を目にすることはできなくなりました。
今回の参拝は三月十一日。東日本大震災から十三年の節目にあたる日でした。水の恵みを司る神に、災害からの復興の歩みが途切れぬよう、そして今後も人々の生活が水によって守られ、安全に暮らせるようにと願いを込めました。静かな境内に立ち手を合わせていると、過ぎし年月や土地の歴史、そして自然への畏敬の念が一層深く胸に刻まれる思いがいたしました。
由緒書によれば、こちらの神社では毎年十月十六日に「甘酒祭」が行われてきたとのことです。この祭礼では、かつて地域を潤していた御伊勢川、別名笈瀬川の清流を用いて甘酒を仕込み、神前にお供えして悪疫退散を祈願する慣わしがありました。清らかな水を使った甘酒には、疫病を退ける霊験があると信じられていたそうです。御伊勢川は下流に下るにつれて中川と名を変え、この地名は今日の中川区の名称の由来ともなっています。しかし近代以降、中川運河の開通とともに川の流れは暗渠化され、往時の姿を目にすることはできなくなりました。
今回の参拝は三月十一日。東日本大震災から十三年の節目にあたる日でした。水の恵みを司る神に、災害からの復興の歩みが途切れぬよう、そして今後も人々の生活が水によって守られ、安全に暮らせるようにと願いを込めました。静かな境内に立ち手を合わせていると、過ぎし年月や土地の歴史、そして自然への畏敬の念が一層深く胸に刻まれる思いがいたしました。
すてき
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ヒナメリ474投稿
鉄道(乗り鉄)とスポーツ観戦(野球、競輪、競馬、アメフト、ラグビー、など)が趣味で、その旅の中で風景印を集めています。そのついでに神社仏閣にも足を運んでいます。格式があるとされる神社から町や村の...もっと読む
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