安性寺の御由緒・歴史

愛知県 庄内通駅

かつては稲生山賢聖寺。
稲生ヶ原の合戦の時に兵火で観音堂以外は全てなくなる。
享保13年（1728）篠島にあった松寿寺の末寺新造庵をここに移転。秋葉山安性寺と改称する。
寺伝には藩主が鷹狩りの折によく立ち寄られたとある。かつて名古屋城深井堀の傍らに観音堂があり、毎年7月10日の朝に限り、一般庶民にも茅庵門をくぐっての参詣が許されたという。その観音堂の世話をしたのが安性寺の住職であったという。