上知我麻神社（熱田神宮摂社）のお参りの記録(1回目)
愛知県神宮前駅

#上知我麻神社

ご祭神はオトヨの命。

#乎止與命

先代旧事本紀では乎止与命または小止与命。先代旧事本紀によれば、アメノホアカリの命を1代目、アメノカゴヤマの命を2代目とした時、12代目にあたる子孫。
熱田神宮HPによると、本宮の相殿神であるタケイナダネの命とミヤスヒメの命はオトヨの命の御子。ミヤスヒメの命はヤマトタケルの尊と結婚した。

上記のアメノホアカリの命は、同じ愛知県の真清田神社（一宮市）のご祭神。籠神社（京都府宮津市）のヒコホアカリの命と同一神だ。籠神社のパンフに、ヒコホアカリの命からあちらの平安時代ごろの宮司へ至る家系図が載っている。籠神社のことだから、海部氏系図がソースだと思う。これにも、オトヨの命やタケイナダネの命の名が見える。

先代旧事本紀によれば、オトヨの命は第12代・景行天皇または次の成務天皇の時代に、”尾張の国造”に任命された。その景行天皇がヤマトタケルの尊の父にあたる。
熱田神宮HPによると、オトヨの命は「知恵の文殊さま」と呼ばれ、学問の神として信仰されたと。