正式名:太家山花藏院
東京都府中市宮西町にある真言宗豊山派の寺院。
室町時代後期の天文6年(1537)に阿闍梨祐秀によって中興。江戸期、一時衰退していたが、宝永2年(1705)に法印宥盛が再興した。
その後、文久3年(1863)の下河原の火災で山門などを焼失したが、元治元年(1864)に再建された。
現在の本堂は昭和44年(1969)に改築されたもので、御本尊の地蔵菩薩坐像、宝冠釈迦如来坐像、不動明王坐像などが安置されている。
また、境内には聖徳太子を祀る「太子堂」がある。江戸時代から府中の商工の職人たちが「太子講」を組織し、その名残が今も伝わっている。