南海電鉄沿線の3つの「女人高野」のお寺をめぐる「女人高野御朱印めぐり ―南海電車の旅―」。
期間中、神社お寺の検索サイト「ホトカミ」やTwitter、Instagramでの投稿キャンペーンを実施します。
応募の際は必ず応募規約をご確認ください。
期間 |
2022年3月6日(日) ~ 5月29日(日) |
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対象社寺 |
天野山 金剛寺 |
プレゼント |
〇御朱印めぐり達成賞(ホトカミに3投稿) 〇ホトカミ賞(ホトカミに1投稿以上) 〇南海電車乗ったで賞 ※投稿数に応じて、当選確率がUPします |
当選者発表方法 |
当選者には6月中旬に、株式会社DO THE SAMURAIから当選メールをお送りします。本メールの送信をもって発表にかえさせていただきます |
スケジュール |
・2022年5月29日:キャンペーン期間終了 ・2022年6月中旬:当選者決定、メールにて当選者に連絡 ・2022年7月上旬:商品券・南海電鉄沿線の名産品を当選者に送付 ・2022年9月末:御朱印帳を当選者に送付 ※6月30日までにお返事をいただけない場合、当選は無効となります |
応募規約 |
株式会社DO THE
SAMURAI(以下「当社」といいます。)が企画する「女人高野御朱印めぐり -南海電車の旅-」(以下「本キャンペーン」といいます。)に応募された方(以下「応募者」といいます。)は、以下の応募規約に同意いただいたものとみなします。 |
\投稿するほど当選確率アップ/
参拝記録を投稿する参拝記録を投稿するだけで応募完了
※アプリ版・Web版どちらをご利用いただいても本キャンペーンの対象となります
※Web版のアカウントをお持ちの方は、アプリ版の初回起動時に表示される画面にて「ログインする」を選択するとデータが引継ぎ・連携されます
※毎回このキャンペーンページを経由しなくても大丈夫です
世界遺産・高野山。
平安時代に空海によって開かれた、高野山真言宗の総本山です。
山まるごとすべてが金剛峯寺という大きなお寺で、山上には117のお寺(塔頭寺院)があります。
標高約900メートルに位置する高野町は、まさに天空の聖地。
金剛峯寺の本堂である金堂をはじめ、貴重な建築や伝統が受け継がれています。
現代でこそ、誰もがお参りできますが、
実は、明治時代まで、
女性は高野山に立ち入ることができませんでした。
かつての女人結界であった石柱
修行者の心を乱すという理由で、空海は開山当初から「女人結界」を定め、
女性の立ち入りを禁じたといいます。
厳しい戒律を守るために設けられた結界は、
およそ1000年の間、解かれることはありませんでした。
しかし女性であっても、仏様に祈りたい気持ちは変わりません。
「少しでもお大師様(空海)のお近くでお参りしたい」と、
女人結界の近くまで訪れ、山に向かって祈りをささげた人々がいました。
高野山の外から祈りをささげた女性たちが多く集まったお寺は、
やがて「女人高野」と呼ばれるようになります。
高野山へと続く古道に位置し、空海も修行したと伝わる
天野山 金剛寺
高野山の麓、空海の母が暮した
万年山 慈尊院
高野山の山中、女人結界に隣接する
高野山 金剛峯寺 女人堂
明治時代に女人結界が解かれるまでの1200年間、
女女性をはじめ数多の人々の願いを受け入れてきた女人高野。
ここからは女人高野の3つのお寺の魅力をお伝えします。
天野山金剛寺が女人高野と呼ばれるきっかけとなったのが、鳥羽天皇の愛娘・八条女院(はちじょうにょいん)。
平安時代末期、保延3(1137)年4月8日に生まれたお姫様(内親王)です。
4月8日はお釈迦様の誕生日であることから、たいへんおめでたいと祝福されたようです。
父の鳥羽上皇に天皇に推薦されたエピソードが残るなど、愛されて育ったことがうかがえます。
父母から莫大な領地を譲りうけた八条女院は、生涯の後半を仏教への帰依と両親の菩提を弔うことに専念しました。
そんな八条女院が篤く庇護したのが天野山 金剛寺です。
当時荒廃していた金剛寺を、兄の後白河上皇とともにバックアップ!
野山の修行僧・阿観上人によって、高野山へと続く古道沿いに金剛峯寺を模した大伽藍が建立されました。
金剛寺は国の繁栄を祈る「祈願所」と定められ、興隆しました。
八条女院に仕えた女房をはじめ、4代にわたり皇室ゆかりの女性が院主(いんじゅ=住職)をつとめています。
高野山からは空海のお姿を描いた肖像画「弘法大師像」がおくられており、
「お大師様に祈りたい」「少しでもお大師様を近くに感じたい」と考える女性たちの、祈りの対象となったことでしょう。
こうして八条女院の篤い庇護を受けた天野山金剛寺は、女性の祈りを集めるお寺「女人高野」として多くの人々に崇敬されています。
特別拝観中は御朱印の『大伽藍』が『大日如来』に変わります。
このほか、御詠歌や新西国第七番札所の御朱印などの御朱印をいただけます。
南海高野線 河内長野駅からバスで20分
南海高野線 河内長野駅から南海バス4番のりば発、
光明池駅前行・槇尾中学校前行・サイクルスポーツセンター行のいずれかに乗車
「天野山」下車
※撮影禁止
重要文化財 大日如来坐像(画像中央)は、八条女院の帰依によって建立されました。
大日如来はその名の通りお日様のように世界を照らし宇宙の根源とされる仏様です。
金箔を貼った体や衣、きらびやかなネックレスやイヤリングを身につけられたお姿が特徴的。
高さが約2m40cmと、大きなお姿です。
これはお経に「如来の身長は1丈6尺(約4m80cm)」と書かれていることに由来し、座ったお姿はその半分であると考えられています。
つまり、お経で伝わる大日如来のお姿の等身大の仏像となります。
平成の大修理を終えたばかりで、朱塗りに美しい極彩色の装飾が施された金堂は必見です。
三大美酒とうたわれた天野酒。
中世の日本では、寺領からの年貢米をもとに、お寺の僧房(僧侶の暮らす建物)でお酒がつくられていました。
なかでも金剛寺の天野酒は一級品!
信長・秀吉・家康をはじめとした時の権力者に献上されました。
信長・秀吉・家康から送られた書状が寺宝として多数残っています。
「我が子の開いた山を一目見たい」
空海の母・玉依御前(たまよりごぜん)は晩年、故郷の香川県から息子を訪ね、この地に移り住みました。
現在はお寺となっている慈尊院ですが、
もとは空海が高野山の表玄関として、また高野山の政所(まんどころ)として開いたものでした。
政所とは、現在でいう運営事務局のようなもの。
女人結界によって高野山に入れなかった玉依御前は麓の政所で暮らします。
高齢の母を気にかける空海は、月に9度、山を降りて母のもとを訪ねたとされ、一帯の地名「九度山」の由来となりました。
翌年、玉依御前は83歳で亡くなります。
空海はこの地にお墓(御廟)を建立し、御前が篤く信仰していた弥勒菩薩像(国宝)を安置されました。
慈尊院の名は、弥勒菩薩の別名(敬称)が「慈尊」であることに由来します。
弥勒菩薩は玉依御前の化身と考えられ、子宝、安産、育児、授乳等を祈願する女性が多く参拝するようになりました。
また、御前がたいへん長命であったことから、長寿や極楽往生の祈願に訪れる方も絶えません。
こうして空海の母・玉依御前をまつる万年山慈尊院は、女性の祈りを集めるお寺「女人高野」として多くの人々に崇敬されています。
乳房型絵馬をデザインした女人高野・日本遺産の青い印入りの御朱印。
このほか、弥勒菩薩様や玉依御前のお姿を切り抜いた切り絵御朱印もいただけます。
南海高野線 九度山駅から徒歩20分
境内に足を踏み入れるとまず目にとびこんでくるのが白く立体的な絵馬たち!
慈尊院には女性のシンボルでもある乳型絵馬を奉納して「子宝・安産・授乳・乳癌平癒」などを祈願する習わしがあります。
いつのころからか、布で米をくるんだ手作りの絵馬が奉納されるようになりました。
裁縫が一般的でなくなった現在では、簡単に乳房型絵馬が作れるセットが頒布されており、多くの女性が願いを込めて絵馬を奉納しています。
平成の修復工事を経て、美しくたたずむ朱塗りの塔。
山門をくぐると真っ先に目に飛び込んできます。
多宝塔は空海によって建立されましたが、平安時代に焼失してしまい、江戸時代に再建されました。
大日如来を祀ることから、大日塔とも呼ばれます。
和歌山県の指定文化財です。
高野線極楽橋駅から高野町中心地へと続く道を進むと、一対の石柱が見えてきます。
この石柱こそが「女人結界」の境界線。
明治時代まで、ここから先に女性が立ち入ることは許されませんでした。
この石柱の手前に建つ平屋建てのお堂は、高野山 金剛峯寺 女人堂。
かつて女性がお大師様の一番近くで祈ることのできた場所です。
この女人堂はおよそ800年前の鎌倉時代、小杉という越後国の宿屋の女性によって建立されました。
小杉は、不貞の濡れ衣で指を切り落とされ、子を亡くすなど悲しい人生を歩みました。
子供の遺髪を持って高野山へお参りしようとしますが、女人結界のため山には入れません。
そこで子供のために貯めていたお金で女人結界の入り口に女性が祈る場所をつくり、訪れた女性たちをもてなすようになりました。
その後、7つの参詣道のそれぞれの入り口に女人堂が建てられましたが、現存するのは1つだけとなっています。
大日如来様、弁財天様、神変大菩薩様の3尊の御朱印をいただけます。
高野山ではお堂ごとにあわせて12種類の御朱印を頒布しています。
南海高野山ケーブル 高野山駅からバスで6分
南海高野線 極楽橋駅から南海高野山ケーブルで高野山駅へ
高野山駅を発着するいずれかの南海りんかんバスに乗車
「女人堂」下車
女人堂の左奥には、女人堂の歴史を紹介するスペースがあります。
明治時代の女人堂の写真など、女人高野の歴史を感じられる貴重な資料が展示されています。
女人高野めぐりをされる方には必見です。
女人結界を越えて高野山の中へ。
そこは1200年前、空海が開いた高野山真言宗の総本山です。
中心地の大伽藍を取り囲むように、117のお寺(塔頭寺院)が点在しています。
本堂にあたる「金堂」やお大師様(空海)が今もいらっしゃる「奥之院」にも、参拝してはいかがでしょうか。
\投稿するほど当選確率アップ/
参拝記録を投稿する参拝記録を投稿するだけで応募完了
※アプリ版・Web版どちらをご利用いただいても本キャンペーンの対象となります
※Web版のアカウントをお持ちの方は、アプリ版の初回起動時に表示される画面にて「ログインする」を選択するとデータが引継ぎ・連携されます
※毎回このキャンペーンページを経由しなくても大丈夫です
「女人高野御朱印めぐり ―南海電車の旅―」運営元
・南海電気鉄道株式会社
https://www.nankai.co.jp/
・株式会社DO THE SAMURAI
https://dothesamurai.com/
お問い合わせ
omotenashi@hotokami.jpまでお願いします。