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継桜王子ではいただけません
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つぎざくらおうじ

継桜王子のお参りの記録(1回目)
和歌山県紀伊新庄駅

投稿日:2023年08月15日(火)
参拝:2023年8月吉日
藤原秀衡の伝承の「秀衡桜」がある「継桜王子」

国道311より北。国道沿いに看板あり。そこからうねうねを進めば「野中の清水」という名水。その清水の後ろの石垣の上にある。
すぐ近くのバス停横から急な山道を登って数メートルで「とがの木茶屋」という茅葺き屋根の休憩所が出てきて、その西側。
継桜王子の前は熊野古道で、車で行けそうな広さはあるが駐車場はなく、野中の清水より東側に駐車場あり。

木造の鳥居に急斜面の石階段。周囲は非常に背の高い杉の木。
階段登りきれば広いスペースに朱色の本殿に狛犬。道中に石碑あり。
境内には樹齢800年の巨木が9本立ち、みんな南の同じ方向を向いていることから「野中の一方杉」という。
境内から数メートル東に進んだところに藤原秀衡ゆかりの「秀衡桜」の木がある。
御朱印は「とがの木茶屋」で書き置きをいただける。

藤原秀衡は奥州藤原氏の三代目当主。
秀衡ら夫婦が熊野詣でした際、急に産気付き、滝尻の岩屋(滝尻王子の辺)で出産。生まれたばかりの赤ちゃんを連れて熊野詣でするのは大変なので、赤ちゃんを岩屋に残して(は?)熊野詣でを続けた。その際に、子の無事を祈って杖をブッ刺したのが桜になった伝承がある。
その後、無事詣でができて再度滝尻に行くと、赤ちゃんは狼に守られ岩から落ちる乳を飲んで無事に成長していましたとさ。この赤ちゃんが藤原忠衡と言われている。
桜云々より生まれた赤ちゃん置いていくとか秀衡ヤバ…連れて帰れ!

この周辺は南方熊楠が神社合祀の存続運動や自然保護活動に力を入れたところで、活動も虚しく九本の杉以外は全て伐採されてしまったが、周囲全てが昔からの自然が残っている神聖な感じがして良い。熊野古道!って感じ色濃く残る。
継桜王子(和歌山県)
鳥居
継桜王子(和歌山県)
参道。結構急斜面で階段斜めってる
継桜王子(和歌山県)
拝殿
継桜王子(和歌山県)
拝殿。これしかない
継桜王子(和歌山県)
巨木その1
継桜王子(和歌山県)
巨木その2 みんな那智大社の方向を一方通行で見てるので「一方杉」
継桜王子(和歌山県)
階段
継桜王子(和歌山県)
「秀衡桜」桜時期じゃないからわからんけど多分これ。周囲の石碑は読めない
継桜王子(和歌山県)
「野中の清水」非常に冷えてる
継桜王子(和歌山県)
澄んでる
継桜王子(和歌山県)
一応柄杓はある。つめたーい!足滑りそうになるー!
継桜王子(和歌山県)
この崖の上に継桜王子

すてき

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