どうじょうじ
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道成寺ではいただけません
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道成寺のお参りの記録(1回目)
投稿日:2021年11月07日(日)
参拝:2021年11月吉日
和歌山県は日高川町へ足を伸ばしました。自宅から300km、5時間掛かりました。
安珍と清姫の物語で有名な天音山 道成寺です。
天台宗で、本尊は千手観音(国宝)。
仏像に興味が余り無い方はご存知でないと思うのですが、この寺院には千手観音が3躯あります。1躯は国宝で宝仏殿に安置①、もう1躯は重文指定で本堂正面に安置②、3躯目も重文指定で33年に1度開帳される秘仏で、北向観音と云われる通りに本堂の裏側に安置③。
③の中開帳(前回の開帳から16年目)が行われているとつい先日知りました。
開帳は今年の9月20日~11月28日で無料拝観、2代目の釣鐘もお里帰りと称して10月24日~11月18日に無料拝観出来ますので、急遽計画して今回参拝した次第です。(私は16年後にはこの世に居ない可能性が高い)
千手観音についてもう少し。①は平安時代前期の作、②は奈良時代の作、③は南北朝時代の作。③は②を胎内に納めていた鞘仏です。この寺院の時代との変遷が感じられますね。
伝えによれば、701年に文武天皇の勅願により義淵僧上が開基、紀道成が建立したことにより道成寺と名付けられたとの事です。伝承とはいえ境内発掘調査の結果、伽藍跡や瓦から8世紀頃には存在していた事は確実視されており、上記②は創建期に近い作であると思われます。
また、2代目釣鐘のお里帰りに関しては、1585年に羽柴秀吉の紀州征伐により諸堂が焼失、鐘楼の釣鐘を奪って京都へ持ち帰り、妙満寺に奉納されていたものを、万寿丸生誕700年記念で里帰りしたと言う事です。(この釣鐘は万寿丸が寄進したものです。)
参道横の民間駐車場に停めて、100段弱の石段を上がって仁王門をくぐれば正面に本堂、左手に手水、右手に十王堂、2代目鐘楼跡、三重塔、安珍塚があります。
本堂に上がらせて頂き、内陣には入れませんが真ん中の厨子に本尊・千手観音が祀られています。高さ2.4mの立派な仏像です。かなり補修がされているものの良いお顔の本尊です。その前にはお里帰りの釣鐘が置かれていました。時計回りに本尊の真裏へ行きますと秘仏の千手観音。高さ3mあり、近くから拝観出来るため余計に大きいです。お顔はのぺっとした感じでした。
本堂を出て、庫裏の前を通って念仏堂にはアフロヘアーの五劫思惟阿弥陀如来を安置、その左側には護摩堂、三社、稲荷神社。
いよいよ国宝の千手観音に会いに宝仏殿へ。廊下で繋がっている縁起堂にて御朱印を頂いてから、拝観料を納めて入ります。
20躯以上の仏像が一堂に・・・圧巻です。
正面には釈迦三尊像が安置されていますが、やはり国宝の千手観音、脇侍の日光、月光菩薩が最初に目に入ります。千手観音は高さ3.2m、オーラと言うか違いますね。均整の取れた体躯、お顔もいい、素晴らしいです。
四隅には四天王像、十一面観音、兜跋毘沙門天。珍しいところでは銅鐸も。ガンダーラ仏もありました。
機会があれば何度でも行きたくなりますが、いかんせん日帰りは体力的にきついので、南紀白浜に1泊しながら・・・。
安珍と清姫の物語で有名な天音山 道成寺です。
天台宗で、本尊は千手観音(国宝)。
仏像に興味が余り無い方はご存知でないと思うのですが、この寺院には千手観音が3躯あります。1躯は国宝で宝仏殿に安置①、もう1躯は重文指定で本堂正面に安置②、3躯目も重文指定で33年に1度開帳される秘仏で、北向観音と云われる通りに本堂の裏側に安置③。
③の中開帳(前回の開帳から16年目)が行われているとつい先日知りました。
開帳は今年の9月20日~11月28日で無料拝観、2代目の釣鐘もお里帰りと称して10月24日~11月18日に無料拝観出来ますので、急遽計画して今回参拝した次第です。(私は16年後にはこの世に居ない可能性が高い)
千手観音についてもう少し。①は平安時代前期の作、②は奈良時代の作、③は南北朝時代の作。③は②を胎内に納めていた鞘仏です。この寺院の時代との変遷が感じられますね。
伝えによれば、701年に文武天皇の勅願により義淵僧上が開基、紀道成が建立したことにより道成寺と名付けられたとの事です。伝承とはいえ境内発掘調査の結果、伽藍跡や瓦から8世紀頃には存在していた事は確実視されており、上記②は創建期に近い作であると思われます。
また、2代目釣鐘のお里帰りに関しては、1585年に羽柴秀吉の紀州征伐により諸堂が焼失、鐘楼の釣鐘を奪って京都へ持ち帰り、妙満寺に奉納されていたものを、万寿丸生誕700年記念で里帰りしたと言う事です。(この釣鐘は万寿丸が寄進したものです。)
参道横の民間駐車場に停めて、100段弱の石段を上がって仁王門をくぐれば正面に本堂、左手に手水、右手に十王堂、2代目鐘楼跡、三重塔、安珍塚があります。
本堂に上がらせて頂き、内陣には入れませんが真ん中の厨子に本尊・千手観音が祀られています。高さ2.4mの立派な仏像です。かなり補修がされているものの良いお顔の本尊です。その前にはお里帰りの釣鐘が置かれていました。時計回りに本尊の真裏へ行きますと秘仏の千手観音。高さ3mあり、近くから拝観出来るため余計に大きいです。お顔はのぺっとした感じでした。
本堂を出て、庫裏の前を通って念仏堂にはアフロヘアーの五劫思惟阿弥陀如来を安置、その左側には護摩堂、三社、稲荷神社。
いよいよ国宝の千手観音に会いに宝仏殿へ。廊下で繋がっている縁起堂にて御朱印を頂いてから、拝観料を納めて入ります。
20躯以上の仏像が一堂に・・・圧巻です。
正面には釈迦三尊像が安置されていますが、やはり国宝の千手観音、脇侍の日光、月光菩薩が最初に目に入ります。千手観音は高さ3.2m、オーラと言うか違いますね。均整の取れた体躯、お顔もいい、素晴らしいです。
四隅には四天王像、十一面観音、兜跋毘沙門天。珍しいところでは銅鐸も。ガンダーラ仏もありました。
機会があれば何度でも行きたくなりますが、いかんせん日帰りは体力的にきついので、南紀白浜に1泊しながら・・・。
すてき
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nomuten1007投稿
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