こうやさんれいほうかん
高野山霊寳館のお参りの記録一覧
今回は和歌山県の寺院/博物館巡りです。
先ずは高野山霊宝館。令和6年度春期企画展「金剛峯寺ーその成立と宝物」が4/20~7/15の期間で開催されており、それを観るために。
(高野山霊宝館は寺社仏閣ではないのですが、登録があったので投稿させて頂きました。)
高野山一帯の駐車場は有難い事に基本無料。土曜日と言うことで駐車場が満車になると困るので早朝5時前に自宅を出発。(和歌山は遠くて自宅から約4時間掛かる。)
霊宝館の横に駐車場がありましたので停めさせて頂きました。
拝観料は1300円、スマホ決裁が出来るので便利。多数の文化財等が観れて良かったです。新館に展示されている快慶作の仏像はいつ観ても圧巻。(運慶作の国宝指定の仏像は今回は未展示。7/20~10/14に国宝・八大童子のうちの4躯が展示される。)
最後に売店に寄ったところ、快慶作の深沙大将立像が表紙の御朱印帳が目に入り、ついつい購入してしまいました。
霊宝館前の通り 空いていました
霊宝館入口
春期企画展のチラシ
快慶作の四天王像(重文)(ネットから転載)
快慶作の深沙大将立像が表紙の御朱印帳
*ブログの報告より部分抜粋
金剛峰寺を出てから、次に向かったのが『霊宝館』です。内部には貴重な仏像や曼荼羅などがギッシリで、中でも特筆すべきは“高野山三大秘宝”とされている諸尊仏龕(国宝)、聾瞽指帰(国宝)、飛行三鈷杵(重要文化財)が見逃せないものです。諸尊仏龕は、空海が師匠である恵果阿闍梨から授かった、真言密教の祖師から祖師へと相伝されてきた“密教の正統な継承者の証”となる厨子(中は釈迦如来を中心とした27尊が白檀で掘られている)。聾瞽指帰(ロウコシイキ)は、空海が24歳頃に書いた仏道に入る決意を述べた所信表明の書。飛行三鈷杵は、空海が唐から日本へと帰国する際に密教の道場としてふさわしい場所を指し示すようにと唐から日本に向かって投げたという密教法具で、それが高野山の壇上伽藍にある「三鈷の松」に引っかかっていた。これによって高野山の地が密教道場にふさわしい場所だと理解したとされる伝説の秘宝です。高野山三大秘宝の中でも特にこの飛行三鈷杵は、普段は霊宝館で厳重に保管されていてなかなか目にすることができないらしい。また、松の葉というのは通常は二枚なのですが、この飛行三鈷杵が引っかかっていたとされる松の葉だけは不思議と三枚葉が生えてくることから“三鈷の松”と呼ばれているわけです。この三枚葉は拾って所持するとお守りになるといわれており、ここでは落ち葉の中から三枚葉を探している人の姿をよく見ることができます。
そして、運慶・快慶作による孔雀明王像/快慶作(重要文化財)や八大童子像/運慶作(国宝)といった素晴らしい仏像の数々が...。尚、私個人は、仏像そのものにはそれほど関心はないので、精々、顔がイイなぁ!! とか、迫力があるな~、造りが精巧だなぁ~、くらいの軽~く眺める程度です。
夕方、名残惜しい高野山を後にして向かった先は犬鳴山温泉『不動口館』(大阪府泉佐野市)という、関空より車で30分のところにある渓流を眺めながらの露天が楽しめる天然温泉の宿です。実に、風呂も料理も素晴らしいところで大満足でした。そして、また有難いことに偶然にも、宿の隣が不動尊の札所「犬鳴山不動尊」と呼ばれる真言宗犬鳴派の大本山『七宝瀧寺』(近畿三十六不動尊霊場/第33番札所)なのでした。本尊は、日本最初御出現の倶利伽羅大龍不動明王とのこと。宿の名前に、何故“不動”と付くのかが気になっていたのでしたが、その理由が行って見てわかりました。寺院の説明によれば、この倶利伽羅大龍王の頭上には、この私のペンネームともなっている如意宝珠が乗っているのだそう...。
ブログ---宝珠diary
『Occultist による仏教論考 etc.』
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