いちじょういん|高野山真言宗
一乗院のお参りの記録一覧
普賢院の斜め前に有ります。
御本尊は13仏の6番「弥勒菩薩」です。
釈迦如来の後継となられる仏様で、56億7千万年後に降臨されるそうです。
未来が決まっている為、「弥勒如来」とされているお寺さんもある様です。
御朱印はたまたま書き手の方が不在で、書き置きを頂きました。
御朱印は弥勒菩薩の書き置きを頂きました
#一乗院
ご本尊はミロク菩薩。
#弥勒菩薩
日本でももちろん、ミロク菩薩はあまたの仏様の中でも特に篤く信仰される方の1尊だ。だが失礼ながら、薬師如来や観音菩薩や不動明王と比べると、若干控えめな気がする。
今はどうか知らないが、少なくとも歴史的に、中国ではミロク菩薩に対する崇拝が段違いに熱烈だったらしい。布袋和尚が彼の生まれ変わりと、あちらで言われていることからも、直感的には納得できる。
14世紀に元王朝を弱体化させた紅巾の乱や、19世紀末に列強によって鎮圧された義和団事件は、どちらも弥勒下生に対する信仰を原動力としているとか。
農民反乱の話は聞かないが、チベットではさらに熱心に崇敬されるそうだ。
とある本に、耳が痛くなることが書いてある。日本でミロク菩薩への信仰が中国やチベットほどには至らなかった理由は、彼はあくまで遠い未来に救済に現れる仏様であって、現世利益はあまり強調してこなかったからではないか、と。
唐へ留学したこととは関係ないと思うが、弘法大師もまたミロク菩薩への帰依が篤かった。入定する際に残した、「50数億年後、悟りを開いたミロクさまと共に必ず帰ってくる」という言葉からも窺える。
弘法大師の御朱印で捺される種子は、ミロク菩薩と同じユ。例外を僕は見たことがない。大法輪閣編集部編で出ている本によれば、それは彼のミロク信仰の深さゆえであると。
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