奥田神社のお参りの記録(1回目)
富山県下奥井駅

富山市奥田本町にある奥田神社。
元は熊野神社という社名で総本社である熊野大社では八咫烏が神武天皇を大和国の熊野川のほとりへと案内した伝説からこの神社でも八咫烏を神使として祀っています。この神社には不思議なお話があり、戦時中神職さんの夢枕に神様が現れ烏たちを引き連れて戦場へと向かわれたそうです。終戦後に戦地から奥田に戻ってこられた男性達は戦場で前を行くすばしっこい奴について行ったら危ないところを抜けられた、烏が銃弾から守ってくれたと言います。
また手水にも使われている御神水は昔から万病に効くとされ水質基準を満たしているため安全に飲むことが出来ます。手水舎の傍には水波賣神の祠があります。
社殿前には水を司る銀の龍神様の像と神使である金の八咫烏の像があります。八咫烏の像の台座には干支が刻まれていて自分の干支に手を当てながら像を撫でると良い人生に導いてくれるとのこと。いかにも御利益がありそうな見た目で私もなでなでしてきました。御朱印にも金の墨で八咫烏と直書きしてくれます。